朝ビラ配りする人(させる人)は馬鹿なのか? ビラ配りに最適な時間帯

最近駅前や駅の出口でビラ配りする人を見かける。

これ、馬鹿なんじゃないかと思う。

朝の通勤時間を狙ってビラを配ってるわけだが、通勤中の人間はみな、忙しい。

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朝はみんな忙しい

朝。それは人がもっとも忙しい時間帯。

なるべく早く電車に乗ろう、なるべく早く会社に着こうと思って通勤している人が多い。

その証拠に駅の階段はすごい早足で駆け降りる人が多いし、改札付近で電車の音がしたら走り出してぎりぎり乗車を狙う人がとても多い。

そうでなくとも通勤前の人って基本的に周りに目を向ける余裕がないものだ。みんな会社という目標に向かって一直線だから。

逆にビラを配る対象として適切なのはゆっくり歩いてる人や考え事をしながら歩いてる人だ。

こういう人は気が緩んでいるため、ビラを目の前に出されると無視するより受け取った方がマシだと思って受け取ってくれることが多い。

で、ゆっくり歩いてる人が見つかりやすいのは圧倒的に仕事帰りの時間帯、夕方だろう。

ドイツのコインランドリー前で途方にくれた話

私は一度朝の人間の忙しさを思い知った経験がある。

それはドイツに留学していたとき、アパートに洗濯機がなかったため、コインランドリーで選択することになった。でもコインランドリーの使い方がわからず、説明が書いてあるのを見てもドイツ語で読めなかった。

そこで通りすがりの人に聞いてみようと声をかけた。

無視された。

人通りがすっごいまばらな中で声をかけて無視されるって結構なショックだ。
東京の駅前で無視されるのとはわけが違う。

ホントに周りに誰もいなくて私が声をかけてるのはあなたですよっていうのがはっきりわかる状況での無視。私は30分以上もの間コインランドリーの前に立ち尽くし、途方にくれていた。

始めはアジア人だから差別されてるのではないかと思った。

でも私が行った学校内で会ったドイツ人は日本人に対して好意的な人ばかりだったからそれはないと思う。

で、思いついた結論がその日は平日の朝だったということ。

私が声をかけた相手はおばさんで特に会社勤めをしているようには見えなかったが、おそらくこれからバスに乗り、仕事しに行くところだったのだろう。

日本人と比べたら全然のんびり屋が多いであろうドイツの田舎ですらこうなのだ。
東京の平日の朝の通勤時間なんてもっとも人に無視されやすい時間だろう。
 

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ビラ配りに最適な時間は?

先に述べたように、まず平日の夕方、仕事帰りの時間帯だ。

疲れている人、今日の夕食のおかずを考えている人、帰ったらするゲームのことを考えている人、歩きスマフォをしている人など様々だと思う。

だが共通しているのは朝と違って意識が内面に向かってる、つまり考え事をしている人が多い。

疲れている人や考え事をしている人はとにかく余計なことを考えたくない。
その余計なことのうちの1つがビラ配りをいかに避けるかということ。

油断しているのだ。

朝の場合はみんなビラ配りをいかに避けるか考えてるから無視される。
夕方の場合はそこに注意が向いてない人が多いのでそういう人を攻めればいい。

朝と夕方では人の反応が全然違うはずだ。

また、休日も朝よりは夕方や夜の方がいい。

朝だと目的があるため、余計なことを考えないようにしている人が多いから、ビラ配りしても無視しようとする意識が働く。

帰り道の場合は平日の仕事帰りと同様、疲れていたり何か考え事をしている人が多いから最初から無視しようと構える人の割合が減る。

まとめ

  • 朝はみんな忙しい
  • 平日朝は絶対領域、人に声をかけても無視されやすい
  • ビラ配りに最適なのは平日も休日も夕方~夜

以上、余計なお世話かもしれないがビラ配りする側にとってもビラを無視する側にとっても朝のビラ配りは非常に効率が悪い、というのが私の意見だ。

せめて配るならティッシュにすればいい。ティッシュなら受け取る人も多いし広告もついでに読んでくれるかもしれない。

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