スーツケースの選び方 大きさ・素材をどう選ぶべきか失敗経験から解説

私は人生で3回海外旅行に行ったことがある。
そして3回スーツケースを買い替えた。

なぜこうなったか。

スーツケース選びに失敗したからだ。
この記事では、私の失敗経験をふまえ、スーツケースを選ぶときにどこを見て選べばいいか解説する。

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スーツケースの大きさ LかMか

絶対間違えちゃいけないのはここ。

3日~1週間用なのか。1か月以上なのか。などでも変わるが、基本的に海外に1週間以上行くなら80L前後のものがおすすめ。

家電量販店では大抵60~65Lのものがプッシュされてるので要注意。
これは国内向けだ。海外に行くならそれより一回り大きいものを買った方がいい。

ただし、大きすぎは禁物。
これはあとで述べる。

また、夏の場合は除く。

夏と冬では服の量にすごい差が出る。
夏に必要な服の質量は冬の半分以下だ。

だから例えばハワイとかグアムみたいなとこしか行かないという人は60L前後のサイズでもいいだろう。
でもアメリカとかヨーロッパとかに冬に行くなら絶対80L前後を買うべき。

私は最初の旅行先がオーストラリアの沖縄と同じ常夏気候の地域だったため、60Lのものを買った。

私の2回目の旅行先は真冬のドイツ。
 

はい、ゲームオーバー(^O^)/
 
なんとかしてそのスーツケースに圧縮袋などを駆使して荷物を詰め込んだはいいものの、帰りにお土産ちょっと買ったらもうフタが閉まらず。
結局現地で新しいスーツケース買って古いのは現地でできた友達に売るハメになった。

ちなみにそのとき私が買ったスーツケースは最大サイズのもので容量110L、中身を詰め込んだものは非力な男子(160cm 50kg オタク)には1人で持ち上げれるぎりぎりの重さだった。
なので普通の女子には持ち上げれないと思う。

持ち上げる場面としては

  • パリの地下鉄の階段(タクシー使えば問題なし)
  • 飛行機や電車で荷物置き場に乗っける(誰かに手伝ってもらえばいい)
  • 階段のない安ホテルで6階だったとき(ガチで死ぬかと思った( ;∀;))

ぐらいかな。参考までに。

とにかく重くてデカくて持ち運びはもちろん、ホテルやシェアハウスでの置き場所にも困った。
私が買ったスーツケース(110L)は明らかにデカすぎたのだ。

大きいスーツケースでも70~120Lぐらいまでかなり幅がある。
その中でも最大レベルの120Lはとにかく重くて運びづらく、生活にかなり不便だ。

なので荷物がいくら多くてもせめて90L以下のもの、できれば80L前後が一番使い勝手がいいと思う。

というわけで冬に海外旅行1週間以上行くなら80~90Lくらいのもの。
夏しか行かない人、短期間しか行かない人は60L前後のものがおすすめ。

個人的には80L前後のものが1つあれば夏でも冬でもオールマイティーにこなせて便利だと思う。
 

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素材 ハードかソフトか

次に重要なのが素材だ。これはハードかソフトの2択

今の時代、スーツケースを買うのにソフトを買う人はあまりいないと思うが、実は私もソフトを1個買ってしまった1人^^;
ものすごく後悔している。念のため、ハードとソフトのメリットデメリットを解説しておく。
 

ハードスーツケース

メリット

  • 雨に強い
  • 運びやすい
 

デメリット

  • 本体が重い
 

ソフトスーツケース

メリット

  • 安い
  • 本体が軽い
  • 中のスペースが広い
 

デメリット

  • 雨に弱い
  • 衝撃に弱い
  • 実体より重く感じやすい
  • 運びにくい
 

素材のメリット・デメリットについて解説

まず初めに断っておくと、私が2回目に買ったスーツケースはソフトの最大サイズだ。
これは布製で非常に軽かった。中身が空っぽの時は。

しかし、中身をいっぱいにまで詰めていざ運ぼうとしたら・・・
 

「な なんだこの重さは・・・?」
 
ソフトのスーツケースは運ぶときに重さがずっしりくる。これはハードの場合と全然感覚が違う。
確かに本体重量だけ見ればソフトの方が軽い。でもたぶん同じ中身を入れた時の体感重量は間違いなくソフトの方が重いと感じるはずだ。

そのせいもあると思うが、同じキャスター付きでもハードとソフトでは運びやすさが全然違うのだ。

ハードは重心がしっかりしていてキャスターですんなり転がしやすいのだが、ソフトは重心が安定しなくてキャスター付きなのによろよろしてしまう。

これはおそらく私のソフトスーツケースが最大サイズで中身が詰まっていないために重心が安定していなかったせいなのだが、ハードなら多少中身がすかすかでも重心が安定すると思う。

ソフトでも荷物に見合った大きさのものならそこまで運びにくさはないだろう。
ただハードの4輪や8輪の自由自在さはソフトにはマネできないと思うが。

そしてなにより雨や衝撃に対する強度でソフトは絶対ハードに勝てない。

濡れるとまずいものとか、衝撃に弱い物。例えばノートパソコンとか、湿気に弱い薬類とか、お土産に買ったお菓子類など。
こういうものを運ぶことを考えたらハードの方がいいに決まってる。

ちなみにハードは主に樹脂製。
ソフトは主に布製だ。

キャスターの耐久性

スーツケースで一番壊れやすいのはキャスター。
壊れやすい、というか傷みやすい。

重いものが入っていて体重かかってる状態でコンクリートの上を摩擦するんだから当たり前だけど。

だからキャスターがしょぼいものだけは絶対手出しちゃだめなやつだ。

今のハードスーツケースだと4輪が主流で最近は2重車輪で8輪のものも結構ある。
これがなかなか使い勝手がいい。

なぜかというとスーツケースがくるくる回り、小回りが利くのだ。
この小回りが利くというのがなかなか味噌で、移動時にスーツケースが重いと感じず、かなり使いやすい。

耐久性の観点でいうと4輪も8輪も変わらないらしいが、使い勝手は8輪の方がいい。

高級品か大衆品か

アマゾンで調べるとわかるように、今のスーツケースは安い。

一番安いものでなんと2470円~。
まさかのレンタルより安い。

一番大きなサイズですら10000円を切る。

でもこれは大衆品。
昔からあるスーツケースの大手メーカーが作ってる高級品はそれなりの値段がする。
大体30000~80000円まで幅が広い。

数千円~1万弱で買えるものを大衆品。3万以上のものを高級品と呼ぶとして、どちらを買うべきか。
これは使う頻度によって決めたい。

1年に1回使うかどうかって人は大衆品を
1年に3回以上使う人は高級品を

例えばレンタルに使われている高級品のサムソナイトは80000円前後するが、耐久性抜群でレンタルで何十回、何百回もの旅行にも耐えられる。
でも大衆品のスーツケースのレビューを見ていると、早くて2回目の使用で壊れる人もいる。

つまり高級品と大衆品では使われている素材が違うため、耐久性が全然違うのだ。
だから基本的には高級品を買った方が元が取れると思う。

といっても普通の人は年に1回も海外旅行しない人が多いので高級品を買うメリットが小さかったりする。
そういう人がターゲットならすぐ壊れる大衆品にも需要があるということだ。

というわけで高級品を買うか大衆品を買うかはスーツケースの使用頻度で決めよう。

まとめ

  • スーツケース選びはまず大きさ。大きさは死ぬほど大事(経験談)
  • 素材はハード推奨
  • 耐久性はキャスターがいいものを選ぶ
  • 高級品か大衆品かはスーツケースの使用頻度で決める

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