Kidle(キンドル)端末の選び方 Fire以外の4機種の読書時の使い勝手を比較

Kidle(キンドル)端末の選び方 Fire以外の4機種の読書時の使い勝手を比較

Kidle(キンドル)端末の選び方 Fire以外の4機種の読書時の使い勝手を比較

oasis

最近よく見かけるKindle。
アマゾンが書籍を大量にKindle対応させたことで利用者がどんどん増えています。

 

私もKindleほしい。でもどれを選べばいいの?

 

って人のためにKindle端末の中で読書専用であるFire以外の4種を比較してみます。
ちなみに写真の女性が持ってるのは・・・記事を読んでのお楽しみってことで(笑)

 

なおネットも使えるKidnle Fireとノーマル版のKindleの違いについてはこちらで解説しているのでFireかそうでないかで迷ってる方はそちらを見てください。

 

KindleとKindle Fireの違いと選び方 読書専用か機能重視か?


アマゾン サイバーマンデー12/7(金)18:00〜12/11(火)1:59

Kindle4機種の基本機能の違い

まずはお値段

機種 値段
Kindle 8,980円
Paperwhite 14,280円(16,280円)
Voyage 23,980円
Oasis 35,980円

 

1のKindle以外は無料3Gを+5000円でつけれます。
ただしおすすめはしません。詳細は後述。

 

またPaperwhiteは通常モデルとマンガモデルがあり、+2000円でメモリが4GB→32GBに変わります。
なのでおすすめはマンガモデルですが、こちらは16,280円です

 

解像度と内臓ライト

機種 解像度 内臓ライト
Kindle 167ppi なし
Paperwhite 300ppi あり(LED4個)
Voyage 300ppi あり(LED6個)
Oasis 300ppi あり(LED10個)

 

Kindleのみ解像度が167ppiと低く、内臓ライトもありません。
他3種は内臓ライトつきですが、Voyageは明るさ自動調節機能つき、Oasisは自動調節によらず、明るさの均一性が高いという特徴があります。

 

大きさと重さ

機種 大きさ 重さ
Kindle 160 x 115 x 9.1 mm 161g
Paperwhite 169 x 117 x 9.1 mm 205g
Voyage 169 x 115 x 7.6 mm 180g 180g
Oasis 143 x 122 x 3.4-8.5mm(段差あり) 131g(バッテリー内蔵カバー非装着時)/240g(バッテリー内蔵カバー装着時)

 

大きさと重さはOasisが突出しています。
Oasisの構造はちょっと特殊で基本厚さ3.4mm。片側だけ8.5mm。

 

その薄さと軽さは半端なく、内臓カバーを外すとなんとiPhone6と同じ重さになります!

 

次に優秀なのがVoyage。他の下位2種と比べてはっきりわかるほど薄いです。
また、地味にKindleはPaperwhiteに比べて約1pだけ縦に小さく、44g軽いです。

 

ページ送り

機種 ページ送り
Kindle タッチスクリーン
Paperwhite タッチスクリーン
Voyage タッチスクリーン + ページめくりボタンあり(静電容量ボタン)
Oasis タッチスクリーン + ページめくりボタンあり(物理的ボタン)

 

ここでページめくりボタンのあるOasisとVoyageが突出します。

 

ページをめくるには基本的に画面をタッチスライドするしかないですが、OasisとVoyageは端末の左右についてるボタンを押すだけでめくれて超便利です。

 

またVoyageは静電容量ボタン、Oasisは物理的なボタンなんですが、これは物理的なボタンの方が圧倒的に便利なのでOasisの方が使いやすいです。

 

これについて詳しくはこちらの記事で解説しています。

 

Kindle(キンドル)端末 VoyageとOasisの違いを徹底的に比較してみた

 

バッテリー

機種 バッテリー
Kindle 1日30分使用で数週間
Paperwhite 1日30分使用で数週間
Voyage 1日30分使用で数週間
Oasis 1日30分使用で数か月(バッテリー内蔵カバー装着時)

 

どれも変わらず1日30分の使用で数週間もつ、と思いきやOasisだけなんと数か月持ちます!

 

Oasisには取り外し可能なバッテリー内蔵カバーがついており、持ち運び時にはこれを外せば軽くなるし、長期の旅行ならこれをつければ数か月持つと、大変使い勝手がいいと言えるでしょう。

 

しかもこの内臓カバー、マグネット式なので簡単に外せます。

 

 

便利ですね^^

 

ネット機能

これはどれも同じ。
唯一Kindleは3Gをつけれないですがつける必要はあまりないのでデメリットにはならないと思います。

 

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選ぶ時に大事なのは読書時の使い勝手

Kindle書籍リーダーを買う目的は読書のはずです。
なら読書時の使い勝手がいいものを選ぶといいです。

 

画面の見やすさ

解像度が低く、内臓ライトがないKindleだけ劣勢です。

 

じゃあ使いにくいかというと実際そこまで問題はないと思います。
というのも多少解像度が低くても活字を読む分には画面の粗さは大して気にはならないからです。

 

ただ、マンガや雑誌など、活字以外の写真や絵に関してはかなり差が出ます。
なのでマンガや雑誌を読む人はKindle以外にした方がいいです。

 

あとは内臓ライトが必要かどうかですが、私は内臓ライトの必要性を感じたことがあまりないです。
なぜならそもそも暗いところでは読書しないからです。

 

強いて言うなら使う場面は飛行機ぐらいでしょうか。滅多に乗らないけど。

 

読書時の持ちやすさ

読書時の持ちやすさは端末が小さくて軽くて薄ければいいです。
特に片手で持てることが重要です。

 

幸い、どの端末も文庫本程度の大きさなので片手で持てます。
ただ携帯ほど小さくないのでぶっちゃけ両手使ったほうが楽です。

 

でもこの中で片手でも全然いけるのがVoyageとOasisです。
どちらも薄いしページめくりボタンがついてるおかげで片手でのページめくりがかなり楽です。

 

でもOasisとVoyageを比べてしまうとOasisの優秀さが光ります。

 

Oasisにはバッテリー内蔵カバーというのがついていて、これを外すと重さが131gと超軽く、かつ3.4mmと薄くなります。

 

しかもカバーを外した時の左右非対称な形が味噌で、カバーを外すと左右の片側だけ厚くなり、こちらに重心がきます。

 

この重心を持ち手側に偏らせることにより、手にかかる負担がかなり軽減できるのです!

 

ただし、バッテリーカバー非装着時の本体のバッテリーの持ちは悪いです。

 

なのでOasis使用時はカバーから外して読書に集中し、読み終わったらカバーにサッと収納して充電。
というのがベストな使い方ですが、マグネット式でカバーの取り外しが簡単なのでそれほど欠点にはならないでしょう。

 

この点VoyageはOasisの小ささとバッテリー非装着時の軽さと薄さにこそ劣りますが、バッテリーの取り外しをいちいちしなくてもそこそこ薄くて持ちやすいです。

 

特に寝っ転がりながら読書するときに軽さは結構重要だ。
Oasisだと寝っ転がりながらの使用がかなり楽で読書がはかどるでしょう。

 

 

ここまでOasisとVoyageをべた褒めしてきましたが、KindleやPaperwhiteが全然だめかというとそうでもないです。
どちらも軽くてタブレットより小さいので片手でいけます。

 

ただVoyageとOasisは片手での持ちやすさをより追求しているので片手で持つときの負担は他の2種と比べて小さいです。
特にページめくりボタンがあることが大きいです。

 

ページめくりのしやすさ

ページのめくりやすさについてはちょうどいい動画があったのでこちらを見てください。

 

  • 右:Paperwhite
  • 左:Voyage

 

普通にスライドでめくった場合はどちらも性能は変わりない。
でもVoyageの独自性能であるページめくりボタンでめくったときの画面の切り替わり速度を見てください。

 

Voyageの方が明らかに早いことがわかります。
ただし、これは漫画の場合であり、活字の場合は大差ないです。

 

ちなみにページめくりボタンは左右についているため、片手で操作でき、電車など両手が使いにくいときの読書にかなり使えるでしょう。

 

この操作性のよさに加えてページめくりスピードまで早いとなると、OasisやVoyageのすごさを認めざるを得ません。

 

ちなみにページめくりボタンはVoyageは左右両端に2つずつ、Oasisは右に2つ付いています。

 

Oasisは画面をひっくり返しても使えるのでOasisでもVoyageでも、両方の片手の親指だけで簡単にページめくりできて非常に便利です。

 

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ぶっちゃけコスパって大事だよね

以上の解説を読むと、VoyageとOasisに気持ちが傾くかもしれません。
でもこの2つの欠点は値段が高いこと^^;

 

だからPaperwhiteが長い間一番人気を保持しているのでしょう。

 

確かに、読書しかできない端末に2万円以上使うのに抵抗のある人は多いと思います。
Kindle書籍リーダーシリーズは正直、値段のつけ方が上手いです(笑)

 

  • ライト〜ミドルユーザーならKindleかPaperwhite
  • ヘビーユーザーならVoyageかOasis

 

を選ぶようにちゃんと考えて値段設定しています。

 

この辺さすが王者Amazon.comだと思います。

 

で、ネットで「Kindle 選び方」で検索するとコスパを考えてPaperwhiteを押してる人が多いです。
まぁぶっちゃけヘビーユーザーよりライトユーザー〜ミドルユーザーの方が母数多いですからね。

 

確かにライト〜ミドルユーザーなら安い2つのどちらかを選んだ方がいいかもしれません。
でも私はあえてヘビーユーザー向けのVoyageとOasisを押します。

 

読書時にページめくりをタッチスライドでやるかボタンでやるかでは労力が違います。
そしてどちらもPaperwhiteに比べて持ちやすさを考慮して軽く、薄く設計されてます。

 

もともとKindleは携帯と比べるとでかすぎ、タブレットと比べると小さすぎと、微妙な大きさでした。
そのせいで片手だけで読書するのは若干困難だったんです。

 

VoyageとOasisはページめくりボタンをつけることと、薄く軽く設計することでこの片手で快適に読書をすることを徹底的に追及しています。

 

せっかく片手での読書のしやすさという点でKindleやPaperwhiteのネックが解消されたというのに使わないのはもったいないと思わないでしょうか?

 

というわけで今からKindle買うならVoyageかOasisの2択をおすすめします。
どちらにするかは以下の記事にさらに詳しくVoyageとOasisの特徴を書いているので参考にしてください。

 

Kindle(キンドル)端末 VoyageとOasisの違いを徹底的に比較してみた

 

それでも、VoyageとOasisは高すぎてどうしても無理って人はこちらの記事を参考にしてください。

 

KindleとPaperwhiteを比較 コスパで選ぶならどっち?

まとめ

Kidnle書籍リーダーは性能と値段の設定が実に巧妙でどれを買うかは悩みどころです。
基本はライトユーザーならKindleかPaperwhite、ヘビーユーザーならVoyageかOasis。

 

でもVoyageとOasisは従来のKindleの片手での持ちやすさという微妙な点を解決している進化形です。
少々高くても使わないのはもったいない、画期的な製品と言えると思います。

 

最後に、冒頭の写真の女性が持ってるのはOasisでした^^

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