Kindle fireとiPad miniを徹底比較 格安タブレットとして選ぶならどっちがいい?
格安タブレットといえば間違いなく王者はKindle Fireです。
そのお値段はなんと8980円。
でも性能面でiPad miniに大きく劣るため、買うのを渋る人が多いようです。
では具体的にどんな性能差があり、どんな人がiPadでなく、Kindle Fireを買うべきなのか、比較検証してみます。
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Kindle fireとiPad miniの性能比較
項目 | 優劣 |
---|---|
コスパ | Kindle Fire > >iPad mini |
ウェブ閲覧性能 | iPad mini > Kindle Fire |
アプリ性能 | iPad mini>>Kindle Fire |
読書性能 | Kindle Fire>iPad mini |
バッテリー | Kindle Fire>iPad mini |
耐久性 | Kindle Fire>iPad mini |
軽さ | iPad mini>Kindle Fire |
コスパはKindle Fireが圧勝
まずコスパはもちろんKindle Fireの圧勝です。
8980円 vs 29800円で、その差なんと2万円以上。
さらにKindleはアマゾンプライム会員(年会費3900円)に加入していれば4000円オフでさらに安くなります。
ウェブ閲覧性能はiPad mini
次にウェブ閲覧性能ですが、これはiPad miniに軍配が上がります。
これはiPadの性能がよすぎるので仕方ありません。
Kindle Fireもクアッドコアが入っていますし、決して遅いわけではないです。
ウェブ閲覧をしていても体感ノートパソコンとあまり変わりません。
ただ高性能なiPad miniと比べてしまうと若干遅くなります。
比べる相手が悪いって奴です。
アプリ性能はiPad miniが圧勝
Kindle FireにはAndroidをベースにした独自OSが入ってます。
しかしGoogle Playストアが使えません。
AndroidがベースなのにAndroidのアプリが一部しか使えないのです。
これはかなり不便で、使えるアプリがかなり制限されます。
フェイスブックやスカイプは使えますが、ラインは使えません。
一時期話題になったポケモンGOも使えませんでした。
ってことでアプリ面では圧倒的にiPadの勝ちです。
アプリ大好きな人は素直にiPad選らんどいた方がいいです。
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読書性能ならKindle Fire
読書性能はさすがにKindle Fireの勝ちです。
Kindle Fireは電子書籍リーダーであるKindleにアプリやウェブ閲覧するためのタブレットとしての機能をつけたもの。
ベースはKindleなので読書性能は本家Kindleと変わりません。
Kindleのいいところは、E-inkです。
画面が光を発するのではなく、画面自体が光って明るく見えるだけなので目に負担がかかりませんし、日光が反射しないので外でも余裕で読めます。
そして文字の大きさを自由に変更して読めますし、しおりなどの機能も充実してます。
ただこのKindleの機能はE-ink以外はKindleアプリをiPadやiPhoneに入れれば他の端末でも実現できます。
なのでiPadでもそれなりに読書はしやすいでしょう。
そう考えるとE-INKによる目の読書疲れ軽減だけがKindleの取り柄になりますが、これがあるだけでも結構でかいと思います。
寝る前に普通に光る端末で読書するとかなり目に負担がかかって寝にくくもなりますからね。
バッテリー性能ならKindle Fire
バッテリーの持ちはKindle Fireに軍配が上がります。
といってもバッテリー性能自体はKindleとiPad miniで差はありません。
なのでまったく同じ使い方をすればバッテリーの持ちは同じはずですが、Kindle Fireは読書中心、iPadは常用アプリなども多いため、iPadの方がバッテリーを食うケースが多いでしょう。
耐久性はKindle Fire
耐久性はアマゾンによるランダム落下試験で、Kindle FireがiPad mini4の2倍の耐久性を持つことがわかってるそうです。
軽さはiPad mini
iPad miniは重さ298gです。
Kindle Fireで人気機種のFire HD 8は343gです。
ってことで軽さはiPadが勝ってます。
持ち運ぶものなので軽さは結構大事ですね。
以上を踏まえて、どんな人がKindle Fireを買い、どんな人がiPad miniを買うべきなのか解説したいと思います。
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iPad miniではなくKindle fireを買うべきなのはこんな人
- タブレットをとにかく安く買いたい人
- アプリはあまり使わない人
- 読書中心に使いたい人
- ネットサーフィンも時々やりたい人
普段アプリは全然使わず、主に読書とメモ帳アプリと時々ネットサーフィンしかしない私のような人にとっては、Kindle Fireで十分です。
ネットサーフィン中にKindle遅いなと思ったことはありませんし、アプリも使わない人にとっては関係ないので、快適です。
Kindle Fireはタブレットというよりは、メインは読書用端末として使って、時々サブとしてタブレットっぽい機能も使いたい人に向いてます。
ちなみにネットすら全然やらない人にはKindle Fireより、通常のKindleの方が向いてます。
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Kindle fireではなくiPad miniを買うべきなのはこんな人
- タブレットを買うならアプリを使いたい人
- 高速でインターネットをガンガン使いたい人
タブレット使うならアプリは必須!と考えるのであれば、iPadを選ぶべきです。
アプリ好きな人がKindle Fireを買ってしまうと100%後悔します。
一応非公式でKindleでGoogle Playを使うこともできなくはないみたいですが、100%ではないですし、何より簡単にはできないのでめんどくさいです。
タブレットらしいタブレットがほしい人は絶対にKindle Fire選らんじゃダメです。
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まとめ
Kindle FireとiPadの比較まとめ
Kindle Fireはかなり安くてコスパがいいが、タブレットとしての性能はiPad miniに劣る。
ただし、読書性能、バッテリー、耐久性はiPad miniに勝る。
そのため、読書メインで使い、アプリはあまり使わない人にはKindle Fireが向いてる。
アプリを普通にスマホの感覚で使いたい人は絶対iPadの方がいい。
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