Kindle Unlimitedで読んだ「喜びから人生を生きる!ー臨死体験が教えてくれたこと」の感想レビュー

Kindle Unlimitedで読んだ「喜びから人生を生きる!ー臨死体験が教えてくれたこと」の感想レビュー

Kindle Unlimitedで読んだ「喜びから人生を生きる!ー臨死体験が教えてくれたこと」の感想レビュー

Kindle Unlimitedで0円で読んだ「喜びから人生を生きる!ー臨死体験が教えてくれたこと」の感想レビューです。
「喜びから人生を生きる!ー臨死体験が教えてくれたこと」の目次、本の概要、読んだ感想を書いていきます。

 

「喜びから人生を生きる!ー臨死体験が教えてくれたこと」の基本情報

書籍版の価格 1728円
Kindle通常価格 1200円
ページ数 168 ページ
アマゾンの評価 4.6(109件)

アマゾン サイバーマンデー12/7(金)18:00〜12/11(火)1:59

喜びから人生を生きる!ー臨死体験が教えてくれたことの目次

  • まえがき
  • はじめに

 

パート1 正しい道を求めて

  •  プロローグ 私が”死んだ”日
  •  第1章 多様な文化の影響
  •  第2章 ヒンドゥー教とキリスト教のはざまで
  •  第3章 お見合い結婚でのつまずき
  •  第4章 真のパートナーとの出会い
  •  第5章 癌の宣告
  •  第6章 救いを求めて

 

パート2 死への旅路、そして生還

  •  第7章 身体を離れて
  •  第8章 神の愛を体験する
  •  第9章 この世に戻る決心
  •  第10章 すべての癌が消えた
  •  第11章 コー医師による医学的見解
  •  第12章 大きな意識の変化
  •  第13章 恐れずに生きる
  •  第14章 シンクロニシティに導かれて

 

パート3 臨死体験が教えてくれたこと

  •  第15章 私が癌にかかった理由、そしてなぜ癒されたか
  •  第16章 私たちは神と一体である
  •  第17章 ありのままの自分を生きる
  •  第18章 臨死体験についての質疑応答

 

  • おわりに
  • 訳者あとがき

喜びから人生を生きる!ー臨死体験が教えてくれたことの概要

著者の臨死体験と、その後の筆者自身の考えがつづられています。

 

筆者は、香港で育った印僑です。

 

イギリス文化と中華文化の混在した香港で、インドの伝統的な考え方を持つインド人社会の中で成長した筆者は、それぞれの文化に敬意を示しながらも、自分自身の考え方や行動がそれらの文化や社会に適合しないことで苦しみ、どんどん自分を見失っていきます。

 

病気になってからも、できる限りの対処をしましたが、結局「死」を迎えることになりました。

 

そこで体験した「死の世界」は、周囲から言われてきた伝統的な「死の世界」と全く違うことを知ります。

 

生き返った後、なぜ自分は病気になったのか、「死」とは何か、死後の世界はどういうものか、そして、死を迎えなければならないすべての人たちに、どういうふうに人生を送ればよいのかを書き記しています。

 

内容からスピリチュアル系の本として分類されていますが、一つの哲学としてもとらえらることができるものです。

私が喜びから人生を生きる!ー臨死体験が教えてくれたことを読んだ感想!

スピリチュアル本の内容として、言っていることは素晴らしいけれど、現実はそう簡単にいかないものがほとんどです。

 

根拠も感情から訴えるものが多く、信用するにはほど遠いものがあります。

 

この本は、そういった内容のスピリチュアル本とは一味違うものです。

 

筆者は新興宗教の教祖としての立場を否定し、自分の得た経験を一番の正義として断定し広めようとはしていません。

 

また死後の世界は、神から懲罰を受ける場所ではなく、自分自身が肉体を離れて、本当の自分自身になり、そこは人々からの尊敬と敬愛に満ちている世界だと作者は言います。

 

だから、生きている間は自分自身を第一に考えるべきだと。

 

自分自身を第一に考えるのは、心理学でいう「自分自身」の声に耳を傾けることが大事だという点と共通点があるように思います。

 

作者は臨死体験という非科学的な体験をしたわけですが、その結果は心理学という科学的な研究と非常に通じるところがあります。

 

説得力は、この点からきているのではないかと考えています。

「喜びから人生を生きる!ー臨死体験が教えてくれたこと」はこんな人におすすめ

読む機会がある人すべてにお勧めします。
宗教色やカルト的な思想は一切ありません。

 

むしろ、伝統的な文化や思想と調和していこうとする作者の意図も感じられます。

 

また、文章は非常に明確で、分かりやすく書かれています。また、筆者は香港育ちのインド人という文化のるつぼで育ちましたので、自伝としても興味深い内容です。

 

日本人がなかなか体験できない生活を細かく描写していますので、ただの思想本ではなく、異文化の物語としても楽しめると思います。

 

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