大学受験の段階では将来やりたいことが決まらず、とりあえず大学でいいの?って疑問に思う人は多い。
大卒という資格は一生使える。
でも18~22歳の貴重な時間は人生で一度だけだし学費500万も高い。
とりあえず大学に行くかどうかはあなたにとって「お金と時間」と「大卒」という資格、どちらが大事かが決め手だ。
とりあえず大学が批判される理由 お金と時間
とりあえず大学が批判される理由は次の2つ。
- お金がかかる
- 時間がかかる
お金がかかる
とりあえず大学でいいって人も多いけどとりあえず大学はダメっていう意見も多い。
これはなぜかというと大学にはお金がかかるからだ。
4年間で500万くらい。
これは親がポンと出してくれるなら別に選択はどちらでもいいと思う。
もし自分で払わなきゃいけない場合、500万は大金だ。奨学金を借りるにしても返さなきゃいけない。
大体15年間毎月15000円程度の額を返済していくことになる。
これは今の若者に痛い。
時間がかかる
次に18~22歳の4年間を浪費すること。
確かに18~22歳はスポーツなら全盛期。スポーツじゃなくてもエネルギーに満ち溢れた貴重な期間だと思う。
それを大学で浪費するのはもったいないと。
だがこれは意識の問題だ。
人はやりたいことができたとき、目標を持って動く。
でもやりたいことが決まってないと動けない。
やりたいことのない学生は大抵の場合、趣味にハマるかバイトやサークルに時間をかけるかになると思う。
これを時間の無駄と取るか貴重な人生の時間と取るかはその人次第だ。
大学4年間が一生の思い出になる人もいるし大学4年間に大した思い出のない人もいる。
やりたいことが決まってる人は思い出なんかなくても有意義な時間を過ごせるはずだ。
だがやりたいことの決まってない人はただ無為に4年間バイトしただけ、サークル活動しただけになってしまう可能性を十分にはらんでいる。
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大卒という保険の価値
学歴社会は崩れるとよく言われるが実際にはいつまで経っても顕在するのが大卒の壁。
高卒や専門卒の人は転職のたびに大卒という資格を持ってないことを思い知らされる。
だから高卒や専門卒で「とりあえずでもいいから大学に行っておけばよかった・・・。」と後悔する人は非常に多い。
とりあえずでもいいから大卒という保険を得つつ、大学生活を満喫するのは1つの選択肢だろう。
ここで絶対にやってはいけないのが中退。
いくらやりたいことと大学の勉強が違ったと思っても中退したら意味がない。
大学で学んだことをそのまま生かした職業に就職する人はそこまで多くない。
例え気が変わっても大卒という資格は一生どこでも使えるものなので中退だけは避けるべきだ。
「お金と時間」と「大卒」という保険の価値を天秤にかけよう
とりあえず大学に行くかどうかの基準。
それは貴重な「お金と時間」と一生使える資格「大卒」のどちらが大切かを見極めること。
もし仮にネットビジネスなどを使って個人で稼ぐ場合、大卒という資格は不要だ。
同じくフリーランスをする場合も基本は不要だ。
だがネットビジネスもフリーランスも安定性のあるものではなく、一生それで稼げるとは限らない。
それで万が一就職せざるを得ない状況に追い込まれたとき、大卒という保険を持ってると安心できる。
だから何もサラリーマンだけに大卒が重要なわけじゃない。
そして大卒は一生使える資格だ。
とりあえず大卒なら就職に困ることはない。
就職氷河期とか就職できない新卒が増えているとかよく言われるがそれは倍率の高い企業を選んでいるから。
選ばなければいくらでも就職できるはずだ。
だが実際若者に500万と4年間あったら何ができるかって考えると案外難しい選択だと思う。
それだけあれば4年間全部海外でワーホリで過ごそうと思えば過ごせちゃうし。
うわ、これすごい魅力的な選択肢だなって今自分で書いてて思った。
大学4年間の中で自分でお金を稼ぐ仕組みを作り、大学中退して起業する人もいるけどこれ大学行く必要ないよね。
大学中退してさまよう人なんかももし大学行かずに就職してれば大学中退するまでの間にお金貯めれてたわけだし。
時間とお金の価値を引き出せるかどうかはその人次第。
何の才能もない人は素直に大卒という保険を取っといた方が将来困らないと思う。
才能関係なく一生会社で働くつもりはないっていう強気な人には大卒はいらない。
まとめ
- とりあえず大学に行くにはお金と時間がかかる
- とりあえず大学で得た「大卒」という資格は一生使える
- 「お金と時間」と「大卒」。どちらが大事か天秤にかけよう
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