結論から言おう。
「いいえ、ありません」と断言する。
昔は会社の上司に年賀状を送るのが当たり前の時代だったらしい。
で、未だにその風習が残ってて送るのが当たり前な会社もあるようだ。
じゃあ今年入社した新入社員で自分の会社に年賀状を送る風習があるのかわからない
という人はどうすればいいのか、と考えてたらそもそも平成生まれの人間が上司に年賀状を送るのはおかしいという結論に達した。
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年賀状を送る習慣の変化は2005年に全面施行された個人情報保護法がポイント
2005年以前までは12月ぐらいになると職場には必ず名簿が置かれ、社員全員の住所がわかるようになっていた。
だから昔は会社の人全員に年賀状を送るのがビジネスマナーだったようだ。
だが、2005年から施行された個人情報保護法により、職場に名簿が置かれなくなった。
したがって年賀状は2005年から廃止の方向に進んでいる。
それまで年賀状を送っていた人たちはどうしたかというと、2手に分かれたのだろう。
送る派と送らない派。
住所はそれまでの年賀状のやり取りでわかっているわけだからそれまで送ってた人たちはやめようにやめにくい。
大きな会社ほど虚礼廃止が施行されて年賀状もお歳暮もやめようという動きがあり、年賀状は書かなくなっていったが、小さな会社、田舎の会社ではなかなか古い慣習が抜けず、残ってるところも多いようだ。
平成生まれの2005年以降に社会人になった人はどうすればいいの?
こんな疑問が浮かぶ。
名簿がないから例えその会社で年賀状を書く風習が続いていたとしても住所を知るすべがない。
つまり、普通に考えれば
年賀状書こうと思っても書けない→書かない
となるはずだ。
会社によっては社員住所録を未だに公開しているところもあるようだが、これは個人情報保護法違反に当たる。
本人の同意があれば開示してもいいのだが、誰が個人情報を悪用するかわからないインターネット時代では例え同意書を作って社員全員にサインさせて開示したとしてもリスクばかりで会社にメリットがない。
で、住所録がなくて上司の住所がわからないけど年賀状は書くものと思ってる人たちがネットで「上司に住所を聞く方法」とかを検索してるのが今現在、2016年というわけだ。
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上司に「年賀状書きたいので住所教えてくれせんか?」と聞くことの滑稽さ
今の時代に、平成生まれの若者に、上司に年賀状を書かなきゃいけない、もしくは書くべき理由を聞かれて答えられる者はいるだろうか?
否、ありえない。
したがって上司に「年賀状書きたいので住所教えてくれせんか?」と聞くと、こいつは媚びを売りたいのかと思われても仕方ないと思う。
もちろん、年賀状を書く文化が今でも続いていて、新入社員が上司に住所を聞いてまで年賀状を送ることが暗黙の了解になってる会社もあるかもしれないが、私ならそんなめんどくさいことはしない。
仮にそれがその会社の暗黙のルールだったとして、それが何だ?
なんで本当は書きたくもない年賀状を上司に書くためにわざわざ
「年賀状書きたいので住所教えてくれせんか?」
って聞かなきゃいけないんだ?
意味が分からない。
百歩譲って年賀状を書くとしても、せめてうちは年賀状書くものなんだよってこっそり教えてくれる先輩がいなきゃ書かないことを理由に評価下げられるとかたまったものじゃない。
今はみんなが右に倣えする時代じゃない。
そういう古い文化を捨てれない会社はこれからの時代生き延びていけないだろうから転職を考えることをおすすめする。
まとめ
↓
住所録がない以上、年賀状は送りようがないのだから送らなくても文句ないはず
↓
上司に「年賀状書きたいので住所教えてくれせんか?」と聞いてまで年賀状を送る必要性は甚だ疑問
結論 いい加減年賀状なんてもうやめよう
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