IT用語にクッキーという言葉がある。
初心者にはクッキーってなんだかよくわからないだろう。
っていうかそれよりも気になるのがなぜクッキーなのか。
わざわざ食べ物の名前にしたのに理由はあるのか?
結構気になってる人もいるんじゃないだろうか?
IT用語のクッキーって何? 意味は?
ひとまず、クッキーの意味について解説する。
クッキーの役割
とりあえずヤフーとかグーグルのGmailとか、Amazonなどのサービスを使ってる人は、毎回IDとパスワードを入力してないはずだ。
一度入力すると次そのサイトにアクセスしたときには勝手にログインされてることが多いと思う。
これがクッキーの役目だ。
クッキーはインターネットでユーザーが入力した情報を一時的に記録し、ログイン時のIDやパスワード、ショッピングサイトへの住所入力などを省略できる便利なものなのだ。
クッキーのしくみ
では、なぜそんなことが可能なのか?
クッキーのしくみはどうなってるのかというと、あなたが最初に入力したデータはweb上ではなく個々のパソコンのHDDに保存されており、そのパソコンから同じWebページにアクセスするとクッキーが反映されて過去に入力した情報がすでに入力済みになるようにプログラムされている。
つまり、クッキーのせいであなたの個人情報がウェブ上に流れるというわけではないので安心していい。
ただし、セキュリティを厳重に守りたい状況ではクッキーを拒否する設定をした方が安全度は高い。
まぁ基本気にしなくていいけどね。
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IT用語のクッキーの名前の由来
では、いよいよクッキーの名前の由来について解説する。
Lynxの開発者の一人であり、Netscapeに在籍中にcookieを考案したルー・モントゥリ氏のブログによると
Osの授業中に聞いたmajic cookieが名前の由来だそうだ。
Majic cookieとは、UNIXの通信プログラムでクッキーと似たような働きをするデータのこと。
うーん。となるとそもそもMajic cookie自体の名前の由来がわからないとわからないじゃないか・・・。
しかし、Majic cookie自体の名前の由来は不明だそうだ。
とにかくクッキー考案者のルーさんいわく、ウェブのクッキーと働きが似ていて、かつ響きがいいから選んだそうだ。
なんとも煮え切らない回答で申し訳ないが、食べ物のクッキーと関係があるというわけではないようだ。
英語の得意な人は以下のリンク先にクッキーの名前の由来に関する議論が書かれてるので読んでみよう。
が、結論は結局未解決のままなようだ。
(参考:https://en.wikipedia.org/wiki/Talk%3AMagic_cookie)
まとめ
- クッキーの役割はウェブ上に入力したIDやパスワードなどのデータをPC端末上に保存し、次ログインするときにデータを引っ張り出してきてくれて入力を省略できること
- クッキーの名前の由来はmajic cookie。majic cookieの名前の由来は不明。つまりクッキーの名前の由来は残念ながら不明
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