VRが販売されて今一番熱いのがゲーム業界。
ゲームの中でもゲームをリアリティ化するVRと特に相性がよく、VR化したらめちゃくちゃ面白くなるゲームジャンルを5つ紹介する。
ただし、現在の技術ではVR化が難しく、開発に数年を要するジャンルも含めて近い将来(今後10年くらいで)面白くなりそうなVRゲームジャンルを元ネトゲ廃人目線で選ばせてもらった。
Contents
VR導入で将来劇的に面白くなるゲームジャンルベスト5
1位 FPS
1位はゲーマーならわかると思うが100%FPSだ。
FPS知らない人のために説明するとFPS=First Person shooterの略で主人公の1人称視点でゲーム内の空間を移動して主に銃で相手を攻撃するガンシュミレーションゲーム。
FPSは基本的には銃を使った複数プレイヤー vs 複数プレイヤーで殺し合いを行うガチンコチームバトルだ。
フィールドは大抵障害物や建物が多く、物陰に隠れつつ相手に近づき、隙を見つけて狙い撃つ。
ルールは制限時間内のチームのkill数-Dead数の数字が高い方が勝ちとなるルールを採用しているものが多い。
そもそもFPS自体がFirst sight、つまり一人称であり、リアリティを追求している。
だからFPSはVR技術を採用する以前にすでに結構リアルなのだ。
ただでさえリアリティの強いゲームであるFPSにVRが導入されたら・・・そりゃより面白くなるに決まってる。
VRFPSでは自分が兵士となって紛争真っ最中の戦場で戦う感覚がリアルに体験できるだろう。
既存のFPS
Alliance of Valiant Arms
BLACK SQUAD
攻殻機動隊SACオンライン(βテスト中の新作)
VRで販売されてる(予定)FPS
Farpoint(PSVR)
発売日2017年6月30日 定価 $49.99(予定)
PVP
PVPがあるかは不明。
スターウォーズバトルフロント(PSVR)
発売日2016年12月6日 定価 無料(PS4Star Warsバトルフロント『Star Wars バトルフロント Ultimate Edition – PS4
Amazonで3,354円』を持ってる前提)
PVP
40人規模の大規模な対戦から8人対戦の小規模モードまで用意されてる。
2位 MMORPG
FPSと並んでVRによって劇的に面白くなるのがMMORPG。
Massively Multiplayer Online Role-Playing Gameの略。
RPGはほとんどの日本人にとって馴染みがあると思う。
MMORPGはRPGゲームをMassive(大規模)にし、Multiplayer(たくさんのプレイヤー)が同時にプレイできるようにしたゲームだ。
日本語で言うと大規模多人数同時参加型オンラインRPG。
大勢のプレイヤーが1つのゲームサーバーに同時にログインすることで多人数同時参加プレイが可能となっている。
MMORPGは従来のRPGのようなダンジョンクリアとかボス攻略だけでなく、生活系のシステムが充実している。
生産系スキルが得意なプレイヤーは武器や防具を作る。
料理系スキルが得意なプレイヤーはHP・MPを回復させるポーションを作る。
など、戦闘以外の役割もある。
また、戦闘に関しても大抵のMMORPGでは職業がたくさんあってそれぞれの職業に役割がある。
戦士盾持ちは前衛防御役、戦士両手剣持ちはアタック役、攻撃魔法使いは後方アタック役、支援魔法使いは後方支援役、弓は牽制や魔法潰し役、短剣は潜入・暗殺役などなど。
どの職業にもちゃんと役割があって違う職業同士でパーティー組んで弱点を補いながら戦うのがもっとも効率的だ。
MMORPGの最大のよさはここだと思う。
違う職業のプレイヤー同士がパーティー組んで協力しあうことでそれぞれの強みを活かし、弱点を補いあうことで団体戦の強さを発揮できること。
そこをあえてソロプレイヤーとして1人で戦うのもありだしw
とにかくMMORPGは選択肢がいろいろあって面白い。
これがVR化されたらまずボス戦などのリアリティーが増すのはもちろん、よりプレイヤー同士のコミュニケーションが活発になって面白くなるだろう。
MMORPGにハマるとゲームの世界に生きてる感が出てくるが、VRMMOになるともう現実とゲームの世界の区別がつかなくなると思う。
現実逃避といえば聞こえは悪いがまるでゲームの世界に生きてるような感覚が一番味わえるのがVRMMORPGだ。
既存のMMORPG
「黒い砂漠」公式サイトのPV
https://www.youtube.com/watch?v=UJSfJtwis-s
VRで販売されてる(予定)MMORPG
なし。
残念ながらまだ大規模なMMORPGにVR技術が追い付いてないようだ。
ソードアートオンラインは期待大。
既存のMMOも近いうちにVR化するんじゃないだろうか。
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3位 RPGゲーム
MMOでなくともRPGゲームはVR化した方が確実に面白い
ポケモン、ドラクエ、ファイナルファンタジーは日本の3大RPG。
これらのゲームはすべてVRで視界が360℃になってリアリティが増した方が面白いことは想像に難くないと思う。
強いて言えばVRMMORPG化してくれたら最高なんだが。
ドラクエやファイナルファンタジーはMMO化された既存ゲームはあるのでそちらのVR化に期待したい。
だがRPGゲーム自体オンラインでなくとも面白いので3位に持ってきた。
既存のRPGゲーム
- ポケモン
- ドラクエ
- ファイナルファンタジー
VRで販売されてる(予定)のRPGゲーム
FINAL FANTASY XY(PSVR)
2016年11月29日発売 定価 8800円
Robinson: The Journey(PSVR)
発売日 2016年11月8日(北米Store) ¥ 8,793(Robinson: The Journey Amazonへのリンク
)
4位 スポーツゲーム
格ゲーとどちらを上にするか迷ったのがスポーツゲーム。
正直今の技術だったら順位はスポーツゲームの方が上だろう。
将来を見越して格ゲーを上にしておいた。
スポーツゲームと言えばサッカー、野球、テニス。
これらのスポーツゲームがVR化されるとスポーツやってる感が一気にリアルになるだろう。
スポーツはVRで臨場感やリアル感が増した方が100倍面白いと思う。
既存のスポーツゲーム
- パワプロ
- ウィニングイレブン
- マリオカート
- マリオテニス
- みんなのGOLF
VRで販売される(予定)のスポーツゲーム
VR Sports Challenge(Oculus Rift)
発売日・価格未定
Final Goalie: Football simulator(HTC Vive)
発売日 11月18日 価格 980円
まだマリオカートとかマリオテニスとかウィニングイレブンみたいな本格的なスポーツVRは出ていないようだ。
今後に期待するジャンルということで。
5位 恋愛シュミレーションゲーム
5位に選ばれたのは恋愛シュミレーションゲーム。
そう、恋愛はリアリティーがあった方が断然いい。
既存の恋愛シュミレーションゲームではどう頑張ってもできなかったリアリティーの壁をVR技術が壊してくれるだろう。
既存の恋愛シュミレーションゲーム
- ときめきメモリアル
VRで販売されてる(予定)恋愛シュミレーションゲーム
サマーレッスン:宮本ひかり セブンデイズルーム(PSVR)
2016年10月13日発売 定価 2980円
アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション(PSVR)
恋愛シュミレーションではないがアイドルのライブを観客として楽しむシュミレーションゲーム。
2016年10月13日発売 定価 2480円
FPS、MMORPGについて
ランキングの1位と2位に現在の技術ではすぐには実現の難しい「FPS」と「MMORPG」を選ばせてもらった。
というのも元ネトゲ廃人にとってこの2つのジャンルは王道であり、究極のゲームだからだ。
正直に言おう。
VRが実用化されたときに始め抱いた私の感想はこの2つのジャンルのゲームをついにVRでプレイできる日がきたことを期待しわくわくした。
ずっと待っていたのだ。このときを。
でも予想通りっちゃ予想通りなんだけどすぐには大規模な多人数参加型の本格的な「FPS」や「MMORPG」は実現が難しいらしく、まだそれっぽいVRゲームは発売されてない。
強いて言うなら「スターウォーズバトルフロント(PSVR)」がFPSとして少しは期待できる程度だ。
この2つのジャンルはまだまだこれから今のゲームクリエイターの技術がVRに追いついてから面白くなっていくと思う。
といっても「FPS」と「MMORPG」は馴染みのない人もいると思うので補足しておく。
まずネトゲをやってる人にとってはどちらも王道のジャンル。
ネトゲ界の野球とサッカーみたいなものだ。
そしてVRが普及したときに断トツで面白くなるジャンルはこの2つ、VRとMMORPG。
ゲーマーを名乗りたいならこの2つのジャンルは絶対に知っておくべきだと思う。
すっごく簡単にいうとMMORPGはRPGゲームが大規模になって大勢のプレイヤーが同時参加できるようになったもの。
FPSは銃を使ったガンシューティングゲームを1人称視点で大勢のプレイヤー同士で行うもの。バイオハザードみたいなゲームの敵が全員CPUではなくプレイヤーになったと思えばいい。
といっても文字での説明ではイメージが沸かないと思う。
FPSとMMORPGをよく知らない人はアニメ「ソードアートオンライン」を見るといい。
ソードアートオンラインの1期のアインクラッド編の「ソードアートオンライン」がMMORPG。
2期の「アルヴヘイム・オンライン」もMMORPG。
3期の「ガンゲイル・オンライン」がFPS。正確にはMMOFPSだが、普通のFPSとそんなに変わらない。
ただ「ガンゲイル・オンライン」の中で主人公は1人だけライトセイバー(光の剣)をメインで使っている。
実際のFPSでは剣はあくまでサブウェポンとしてしか使わずメイン武器はあくまで銃だ。
ソードアートオンラインについて詳しくはこちらの記事で紹介している。
まとめ
既存ゲームの中でも特にVR化したら面白いであろうFPSとMMORPGだが、さすがにVR自体が出たばかりの今の技術では本格的なものはまだ開発されていなかった。
今後の技術の進化に期待したい。
既に販売中のVRゲームだと1人用のRPGやシミュレーション系が人気だ。
まだまだVRゲームの世界は進化していくと私は読んでいるが、360℃視界のVR専用ゲームの開発がめちゃちゃ大変なのは想像できるので気長に待ちたいと思う。
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