東京に住みたい。
地方在住の人が一度は抱く夢、というか願望?
かつての私もその一人。
東京にはなんでもあって電車に乗ればセミナー、オフ会、ライブ、イベントなどに参加できる。
なにより徒歩圏内にスーパー、コンビニ、駅が揃うから普段の生活が便利だ。
そして地方から東京へのアクセスは電車の便数が少なくて不便だけど東京→地方のアクセスは便利。
そして都会なので周りを気にする必要が一切なく、自由にのびのびと一人暮らし生活を満喫しやすい。
まさに地方在住者にとってあこがれの地だ。
では、本題に入ろう。
フリーターや無職は東京で部屋を借りれるのか、借りる場合にどういう不動産屋を選び、相談の時はどう振舞うべきなのか、解説する。
また、東京で家賃の安いエリアについてはこちらの記事で解説しているので参考にしてほしい。
私が実際に2年前に東京でアパート探しをしたときの生情報だ。
東京で一人暮らし 家賃が安くてアクセスがいいフリーター向けの穴場
Contents
フリーターや無職は東京で部屋を借りれるか?
フリーター部屋を借りれるか?
結論から言うと、いい不動産会社を選べば借りれる。
不動産会社は審査が緩い大家や厳しい大家を熟知している。
彼らに任せればフリーターでも部屋は借りれる。
ただし、定職に就いている人と比べて難易度はかなり上がる。
収入が不安定なフリーターの場合、大事なのは連帯保証人の収入。
保証人がいなければまともな物件を借りるのはほぼ不可能に近い。
最近は保証人不要を謳ってる物件も多いけど選択肢は大幅に狭まる。
普通に探したいなら、保証会社に登録するしかない。
ただし、保証会社はお金がかかる。
費用の相場はこんな感じ
- 初回保証料 家賃の50%
- 更新料 1万/年
フリーターには地味に痛い出費だ。
親の収入がある程度あるならできる限り保証会社なしで済ませたいところ。
親の収入がある程度あれば保証会社はいらない。
目安は連帯保証人の年収が家賃3年分 x 3倍以上。
家賃6万なら648万以上
これを満たしてるなら保証会社は利用しない方向で探していい。
無職でも部屋は借りれるか?
無職でもフリーターと同じで不動産会社を通し、審査の甘い大家を選べば部屋は借りれないことはない。
ただし、フリーターと比べて借りれる部屋は少なくなる。
また、同じ無職でも正社員としての職歴がある無職と、バイト経験しかない無職では部屋の借りやすさに大幅に違いが出るだろう。
正社員としての職歴が2年以上ある人なら今無職でもすぐに就職できると思われて部屋を貸してくれる大家はいる。
でもバイトとしての職歴しかない人は就職する能力がないと見なされるので、部屋を貸してくれる大家はなかなかいないだろう。
とりあえず無職なら連帯保証人は必須。
さらに保証人を2人つける、もしくは保証会社と契約しないと厳しいと思う。
無職が部屋を借りるには
前職の職歴をアピールして就職する能力があることを示すか、保証会社をつけ、かつ充分な貯金(最低100万以上)があることを示すことが必要だ。
最終手段として、親名義で部屋を借りるって手もあるけどね。
でも基本的には仕事が決まってから部屋探しした方が圧倒的に有利なので、先に就活することをおすすめする。
就活中に泊まる場所についてはこちらの記事を参考にしてほしい。
東京に3000円以下で泊まれる格安宿泊施設 ホテル以外でベスト5
最近の東京のアパート事情
フリーターや無職の人には明るいニュースがある。
2016年にアパートの空室率が30%を超えた。
実際私も23区内に住んでるが、夜に町を歩いていると明らかに7割以上が空室みたいなアパートをよく見かける。
こんな状況なので昔と比べたら無職やフリーターにも部屋を貸す不動産会社や心の広い大家が増えているはずだ。
なので昔は無職やフリーターなんて言語道断で部屋を借りれなかった、なんて情報を見かけても、それは昔の話だと思って前向きに部屋を探すといい。
フリーターや無職の不動産会社の選び方
フリーターや無職の人が部屋を借りるには、不動産会社のコネや交渉力の影響が大きい。
不動産屋のコネや交渉力は基本的には大手ほど強いため、大手をえらぶことをおすすめする。
ただし、逆に小さい不動産会社には地域密着型の昔からのコネがあったりするので大手では見つからないような物件が見つかることもある。
でもやはり一般に、小さい不動産会社になればなるほど大家から信用が薄くなるため、無職やフリーターなどの社会的信用のない人が部屋を借りるのは難しくなる。
私の場合、初めに小さい不動産会社に行って部屋を借りたいと言ったときはこう言われた。
「フリーターで部屋を借りるのはまず無理だと思ってください。」
私
「マジですか!」
さらに
不動産屋A
「在籍証明ってご存知ですか?」
私
「知りません。」
不動産屋A
「夜のお仕事の人がよく利用するんですけど架空の会社で働いてるアリバイを作ってくれるサービスです。フリーターで部屋を借りるにはこういうサービスを利用するしかないですねぇ。」
私
「それっていくらくらいするんですか?」
不動産屋A
「そうですねぇ。大体5万くらいですね。」
私はそのときはそんなもんかと思ってその不動産屋をあ後にした。
その後も本当にフリーターは在籍証明がないと部屋を借りれないのか疑問に思っていた。
東京でフリーターとかいっぱいいると思うんだけどな。
あの不動産屋、そういうアリバイ会社と組んでるだけじゃないか、なんて思ったり。
で、後日テレビCMでも出てくるような大手不動産会社に行ってみた。
そこで聞いた。
「フリーターでも部屋借りれますか?」
不動産屋B
「借りれますよ」
私
「マジですか?」
私
「別の不動産会社では在籍証明が必要とか言われたんですけど」
不動産屋B
「えー 本当ですか そんなのなくても借りれますよ^^」
そうなのか・・・。
つまり、大手の不動産会社なら「大企業という安心感 + 営業マンの腕」で多少の不利さはなんとかなるということ。
さらに扱ってる物件数が違うから審査の緩い大家リストも多いのだろう。
ってことでフリーターや無職の方には大手不動産会社をおすすめする。
ちなみに私が利用したのはア〇マンシ〇ップ
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不動産屋での相談のときの振舞い方
いくら不動産屋のコネや営業マンのスキルで部屋が借りれると言ってもあなたの人柄とか、就職への意思とか、その辺りのことを相談の時にきちんと伝えられるか、伝えられないか、でも部屋の借りやすさは大きく変わってくる。
不動産屋に相談に行ったときから、すでにあなたは不動産屋のスタッフに人柄や家賃の支払い能力の有無を見られていると思っていた方がいい。
なので相談といっても不動産屋からの質問に対する受け答えはかなり重要なポイントになる。
では、不動産屋はどんなことを聞いてくるのか、具体的にみてみよう。
不動産屋が聞いてくること
- 引っ越す理由は?
- 貯金はどれくらいあるのか?
- 現在の収入は?
- 連帯保証人の収入は?
- 無職の場合、就職する意志はあるのか?
「引っ越す理由は?」
不動産屋にとって一番困るのは借金を抱えて夜逃げしてきた人。
そういう人を見抜くため兼あなたがどんなアパートを探しているのか探るため、不動産屋は大抵引っ越しの理由を聞いてくる。
ここで上手く答えられないようだと怪しまれて信用されず、いいアパートを紹介してもらえなくなることも。
「貯金はどれくらいあるのか?」
不動産屋が一番怖い家賃の滞納。
これを防ぐため、まず初期費用が払えるのかどうか、次に1~2年以内に家賃が払えなくなる心配がないかを確認するため、貯金額を聞いてくることが多い。
ここで初期費用は15~20万くらい、1~2年分の家賃は5万のアパートで60~120万だ。
最低限必要な貯金額は初期費用 + 100万ってとこだろう。
「現在の収入は?」
次に必ず聞いてくるのが現在の収入。
といっても無職はゼロ、フリーターでもまだ仕事が決まったばかりで働いてない段階ではいくら稼げるか決まってないと思う。
この場合は正直に時給1000円で週5で働く予定なので月18万くらいですかねー。などと言っちゃえばいい。
でもさすがに「週3なので月収は10万くらいですね!」とは言わない方がいい。
ここは話盛っていいところだ。
また、フリーターであることを伝えると、就職する予定はないのか聞かれることもある。
この問いに対してはいずれは就職考えてますと答えといた方が向こうは安心する。
嘘でいいので1~2年フリーターやったら就職するつもりです、もしくはフリーターやりながら就活する予定ですなどよ言っておけばいい。
「連帯保証人の収入は?」
大家が一番心配なのは家賃が滞納されたときに収入が減ってしまい、家賃収入が赤字になること。
連帯保証人の収入が多ければ多いほど安心させることができる。
実際私は親が公務員で比較的高収入だったため、これが大きかったと思う。
「無職の場合、就職する意志はあるのか?」
無職の場合、就職する意志があるかどうかを必ず見られる。
あなたが現在の就活状況をきちんと説明でき、就職の目処が立っていることを示せば相手は安心するはずだ。
逆に
「就活は部屋が決まってからするつもりです。」
「とりあえずフリーターになるつもりです。」
という感じで具体的なプランのない人には安心して部屋を貸しにくい。
もしあなたがフリーターになる予定の無職なら嘘でも就職する予定ですと言っといた方が有利になる。
ただし、フリーターでもフルタイムで正社員並に稼ぐ具体的なプランがはっきりしているならこの限りではない。
具体的にどんな職に就こうとしているのか、今どのような感じで就活を行っているのか、などを説明できるようにしておくといい。
誠意を示すことの重要性
不動産屋も人間だ。
この人は正直で真面目だと思われれば、多少の不利さは人格でカバーできる。
これまでいくつか嘘をついた方がいいと勧めてきたが、もしつかなくて済む嘘であればつかない方がいい。
ただわざわざ正直に言っても不利になるだけなこともあるので嘘をつくべきところと、正直にいうべきところを使い分けることが大事だ。
ただし、嘘をつくのが苦手で必ず顔に出てしまうような人は最初から嘘はつかず、正直に言ったほうがいいだろう。
部屋を探す前に就活するなら?
東京は高い、というイメージがあるかもしれない。
でも実は東京には格安宿泊施設が充実してる。
就活のために上京し、東京に1ヶ月くらい滞在するとしても安いところを利用すれば一泊2000円前後で済む。
詳しくはこちらの記事で解説している。
東京に3000円以下で泊まれる格安宿泊施設 ホテル以外でベスト5
長期で泊まるなら3畳、トイレ風呂共同で一泊1500~3000円で泊まれる北千住南千住の旅館やホテルがおすすめだ。
東京で仕事部屋を同時に探したいなら?
もしあなたが東京に住みたいけどまだ部屋も仕事も決まってないなら、おすすめしたいサービスがある。
東京Diveだ。
これは東京で住まいと仕事両方を同時に探すのを手伝ってくれるサービス。
- 一般事務
- 受付
- IT関係
- 営業
- コールセンター
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- アパレル
- 美容
- ブライダル
- テレビ関係
など一般的な人材派遣会社や就職斡旋サービス会社と遜色ない仕事の種類がある。
全国に支店があるのでまずは近くの支店に相談に行ってみるといい。
まとめ
- フリーターや無職でも連帯保証人の収入がある程度以上ある、または保障会社をつければ部屋は問題なく借りれる
- 不動産会社は大手を選ぶこと
- 不動産屋に相談に行くときは人柄や家賃収入能力を見られている。堂々と振舞おう
- 基本的には就職が決まってから部屋探しした方がいい
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