あなたはフライパンを買うとき、何を基準に選んでいるだろうか。
値段? 材質? 大きさ?
一人暮らしの人が最高に使いやすいフライパンを見つけたので紹介する。
Contents
どんなフライパンが一人暮らしに適しているか?
思った点を挙げてみる。
- 素早く調理できる
- 手入れが楽
- 簡単な料理(炒め物など)に適している
こんなところだろう。以上を踏まえてフライパン選びを検討しようと思う。
一人暮らしに適したフライパンは何製?
選択肢は主に3つある
- テフロン製
- 鉄製
- ステンレス製
結論から言ってしまうと、私がおすすめするのは「鉄製」だ。
理由は後程説明する。
それぞれのフライパンの特徴
では、それぞれのフライパンの特徴を解説する。
メリット
- 料理がこびり付きにくい
- 汚れが落ちやすく手入れが簡単
デメリット
- 寿命が短い(半年~長くて2年)
- 高温で使用できない
メリット
- 熱伝導が早い
- 焦げにくい
- コーティングがないので寿命が長い
- 不足しがちな鉄分を取れる
- 強火に耐えられるので一人暮らしの味方「炒め系」に強い
- いったん馴染んでしまえば手入れが楽
デメリット
- 錆やすい
- 空焼きなど推奨のため料理がめんどくさい
- 手入れがめんどくさい
メリット
- 錆びない、コーティングが剥がれにくい
- 手入れが楽
デメリット
- 熱伝導が弱く調理に時間がかかる
- 慣れないとくっつきやすい、また焦げやすい
- 空焼き推奨のため料理がめんどくさい
値段はステンレスが若干高い程度でそんなに変わらない
スポンサーリンク
以上を踏まえて私が選んだのはこれだ。
最強の選択肢「錆びない鉄フライパン 極」
鉄は熱伝導がよく、強火にも耐えらっれるので手早く調理でき、時間を節約できる。
特に一人暮らしの味方である「炒め物」には最強だ。高温で炒めると野菜がシャキッと仕上がる。
また、鉄分を取れるため、一人暮らしで不足しちな栄養的にもいい。
ただ、鉄フライパンには手入れが大変、錆びやすい、というデメリットがある。
しかし、世の中は便利である。錆びにくい加工がされた鉄フライパンがあるのだ。
RIVER LIGHT 極 フライパン 26cm
極 フライパン 26cm
窒素ガスを使った耐腐食性のための特殊処理がされたフライパン「極」だ。
これはアマゾンでの評価も非常に高く、まったく錆びない。
しかし、それでも鉄フライパンは手入れがめんどくさいのではないか
私も最初そう思った。
意外なことだが、実は鉄フライパンの手入れが面倒なのは最初だけなのだ。
使い始めて2週間ほどは毎回油返しをすることで油をフライパンになじませる必要がある。
フライパンに油をなじませるために、まず油を多めにフライパンに敷き、熱してから油を油ポットに戻す。
使い始めの頃はこれをしないと油がなじみにくく、料理がよくくっついてしまう。
この作業はかなり面倒だ。
しかし、アマゾンのレビュアーさんがそのめんどくさい作業を省略する方法を教えてくれた。
(引用元:Amazon.co.jp)
投稿者 ひごぐりーん 投稿日 2010/9/1
多くの方々同様、私もオイルポットを使う習慣がなく「大量の油を使用」する事、「回し油の手間」等々を考えると、購入に踏み切れませんでした。数年前のある日、近所のパン屋さんに行ったおり、パンを作るところを見て「あっ!?」と手を打ちました。
パン屋さんは金属製の型に油を塗る際「スプレー」を使っていたのです!!
その手があった!!
即日購入し、今に至ります。ミストスプレーは¥100キンでも購入でき、加圧式でも¥500〜程度で手に入ります。油の量は極少量で済み、しかも均一に塗布できます。
「回し油」や「大量の油」で購入を躊躇している方は是非ご一考を…。オススメしますよ!
とのことだ。
私がアマゾンでなんとなくこのフライパンを選び、たまたま見つけたこのレビュー。
思わず私はこのフライパンの購入ボタンを押していた。
鉄フライパンの弱点1 「錆びやすいこと」
鉄フライパンの弱点2 「手入れがめんどうなこと」
これらの弱点がなくなったら鉄フライパンは弱点なしの万能フライパンになる
強火OKですぐ調理でき、洗剤なしで簡単に洗え、水気を切らずに放置しても錆びない。
料理は他のフライパンと比べて断然おいしく作れ、不足しがちな栄養「鉄分」が取れる。
そして料理に失敗してフライパンに料理がくっついてしまった。
フライパンを空焚きして焦がしてしまった。
フライパンをよく使っていればこういう失敗はつきものだ。
しかし、鉄フライパンなら失敗してもガシガシ洗えば元通り。
これがテフロンならゲームオーバーだし、ステンレスでも完全元通りとはいかない。
なにこれマスターボールか。
私はぎりぎりまでテフロン製のフライパンをまた買うつもりでいた。
だが、ここまでこの鉄フライパンの魅力を知ってしまった以上、テフロンは選択肢から外れていた。
極 フライパン 26cm(Amazon)
極 フライパン 26cm(楽天)
実際買ってみてどうだったか
味の変化
料理の価値観が変わった。
アマゾンのレビューに料理がおいしくなったという書き込みを多く見たときは半信半疑だった。実際に使ってみて本当に味が変わったことに驚いた。
香ばしさが全然違うのだ。
調理スピードの変化
そしなんといっても
早い
テフロン製を使ってた時はフライパンが温まるまで待つのがめんどうだった。
それに調理もあまり強火にできないのでじれったかった。
でも鉄製フライパンは熱伝導がすこぶるいいため速攻温まる。
火をつけてからの待ち時間はテフロン製の半分以下になった。
調理後のフライパンを洗うのが楽
鉄製フライパンは洗剤を使わず、水だけで洗える。
最初はこびりつくので洗うのが大変だったが、1か月も経って馴染んでからはこびりつきもなくなり、洗うのがかなり楽になった。
テフロンのときよりも全然早い。
テフロン製のフライパンは温度変化に弱いので調理後すぐに水で洗うのはためらっていた。
でも鉄製は温度変化に強いので調理後盛り付けたら速攻洗える。待つ必要がない。
鉄製フライパンは馴染むと表面に油がコーディングされることもあるし、万が一多少こびりついてしまっても遠慮なくタワシで擦れるおかげで実はかなり手入れが楽なのだ。
鉄製フライパンに油が馴染んだ今、油返しなどはいらないし、手入れは超楽だしテフロンとは比較にならない便利さ。
鉄製フライパンに味を占めた今、もうテフロンには戻れる気がしない。
奮発して極を買った自分の選択を褒めたいと思う。
それ以外の選択肢
とはいえ使用用途によっては別の選択肢もアリだ。
以下、テフロン製とステンレス製を買うのに適した条件を説明する。
テフロン製
テフロン製のフライパンは寿命が短い。
また、料理に失敗するとコーティングが剥がれやすい。
こんな弱点があるがこんなメリットもある。
安い。軽い。手入れも調理も楽。
テフロン製のフライパンはとにかく「楽」なのだ。
だからめんどくさがり屋な人には向いてる。
また、フライパン調理をそんなにしない人。例えばたまにパスタ作るときに使う程度とかな人にも向いてる。
ただし、テフロン製は注意して使わないとただでさえ短い寿命よりさらに短く寿命を終えてしまう。
テフロン製のフライパンを使うときの注意点を挙げておく
- 強火にしない(高温に弱い)
- 空焚き激禁、焦がさない
- 洗うときはやさしく
- 使い終わった後すぐに水を入れない。(急激な温度変化に弱い)
- 金属ヘラなどを使わない(傷に弱い)
テフロンはまるで女の子みたいに繊細だ。
ちなみに私はフライパンで肉じゃがを作ったらじゃがいもがくっつき1発で終わった。
ステンレス製
ステンレス製のフライパンはテフロンより全然丈夫だし手入れも楽だ。
プロは鉄かステンレスを使うので鉄と並んで良質なフライパンと言える。
しかし、ステンレスフライパンを使いこなすにはコツがいる
とにかくくっつきやすい
ステンレスフライパンはとにかく料理がひっつきやすい
これを防ぐためには油を馴らす作業が必要だ。
ただ、ここが鉄製のフライパンより少し面倒だ
鉄製なら熱伝導がいいのですぐにフライパンが温まる。
しかしステンレスは熱伝導がよくない(温まりにくく、冷めにくい)ため、以下の作業をする。
- 油をしいて強火で温める
- 油が温まったら油を全体に広げて弱火にする
- 油が全体になじみ、十分に温まったところで調理開始
これは結構時間がかかるのではないだろうか。
実は私は飲食店でバイトしていたときにこのステンレス製のフライパンを使っていた。
そのときはガスコンロの火が強かったので割とすぐに温まり、不自由感がなく、使いやすいフライパンだと感じた。
しかし、火力の低い家庭用のガスコンロでは、温めに時間がかかって使いにくいだろう。
洗いやすさについて
テフロンの場合、鉄と一緒で丈夫なため、焦げたりへばりついたりしてもとしてもゴシゴシこすれる。
それでも落ちないときは水を張って沸騰させ、熱でなんとかすればいい。
また洗剤は基本なしでいける。
ステンレス製のフライパンが鉄製に比べて優れているのは錆びないこと。
それ以外のスペックだと鉄が大幅に勝っている。
そのため、私であればステンレス製のフライパンを買うくらいなら「極」を買う。
まとめ
- 一人暮らしには調理が楽で、手入れが楽で、炒め物に強いフライパンが重宝する
- これらの条件をすべて満たしたフライパンは鉄製
- 鉄製は手入れが面倒だし、馴染むまで油返しが必要など難しいイメージがある
- リバーライトの極は鉄製フライパンの錆びにくい。また、アマゾンのレビュアーの知恵を借りれば油返しも楽
- 油が馴染んだあとは調理も手入れも楽すぎてもうテフロンには戻れない
スポンサーリンク