VRはゲームの世界を大きく変える。
その最たる例はMMORPG(大規模多人数同時参加型オンラインRPG)だ。
VRで本格的なMMOがプレイできるようになったらゲームの世界は大きく変わる。
元ネトゲ廃人がVRMMOについて冷静に分析してみた。
Contents
VRMMORPGとは?
まずMMORPGについて
Massively Multiplayer Online Role-Playing Gameの略。
翻訳すると大規模多人数同時参加型オンラインRPGゲーム。
どういうことかというと大勢のプレイヤーが1つのゲームサーバーにログインして同じゲーム空間を共有して遊ぶRPGゲームだ。
具体的にこれで何ができるかというと
- プレイヤーを集めてパーティー組んでモンスター狩り
- プレイヤーを集めてパーティー組んでボス攻略
- 露店を開いて狩りで集めたアイテムを他のプレイヤーに売る
- 露店を物色して安いアイテムを買って高く売る転売で稼ぐ(せどりw)
- ゲーム内で仲間を集めてギルド結成
- プレイヤー同士でバトル(PVPと呼ばれる)
- プレイヤー同士で組んだパーティー同士でバトル
- 大規模なプレイヤー vs プレイヤーで戦争(戦争をメインにしたMMORPGがある)
要するにゲーム内で他のプレイヤーと交流できるということ。
それによってプレイヤー同士のバトルやアイテム販売、ギルド結成などが可能になる。
元ネトゲ廃人の私から言わせてもらうとMMORPGはめちゃめちゃ面白い。
ハマると人生の優先順位が
になってしまい、ネトゲ中毒者が続出するわけだが、それだけ面白いということ。
ネトゲ中毒をネガティブに考える前にまずポジティブに考えてほしい。
中毒になるほど面白いという事実を!
で、VRMMOはMMOにVRがつく。VRはバーチャルリアリティーだからVRMMOは大規模多人数同時参加型バーチャルリアリティーオンラインRPG。
MMOがVR化したらプレイ不可避なほど面白いだろうね。
MMORPGが中毒になるほど面白い理由
バーチャルリアリティーの世界で生きてる感がある
VRMMOの世界ではプレイヤーは自分が育てているキャラクターを自分の分身として認識している。
従来のRPGゲームでもこれは一緒だ。
じゃあ違いは何かというと
周りにたくさんのプレイヤーがいること
プレイヤーが自分だけじゃないからよりゲームの世界に生きてる感がある。
プレイヤー同士でチャットもできるので人間の世界とあまり変わらない。
リアリティーがあること
昔のドラクエやファイナルファンタジーとは比べ物にならないリアル感がある。
ゴールが限りなく無限大に設定されてること
従来のRPGゲームは100時間あれば大体のゲームがクリアできた。
だがMMOは違う。
クリアなんて何年かかってもできないんじゃないかというぐらいゴールが無限大に近い。
さらにアップデートでゲームはどんどん更新されるから到達点はゲームの進行とともに上がっていくことが多い。
プレイヤー同士の勝負ができる
仮にゲームをクリアしてしまった。またはゲームの攻略に飽きてしまったとしてもプレイヤー同士の勝負には飽きることはないだろう。
なぜなら相手は人間だから。あなたがいくら強くなっても他のプレイヤーも強くなるため、プレイヤー同士の戦闘で最強になるのはほとんど不可能に近い。
それでも人は最強を目指すもの。だから誰よりも強くなろうと必死になってしまう。
スキルレベルや武器のアップグレードで無限大に近い数字で強くなれる仕組みがある
例えばポケモンなら強さは
のみだった。
ドラクエなら
だった。
MMORPGの場合どうかというと
レベルがなくてスキルレベルのみのゲームもある。
レベルやスキルレベルの上限はものすごく高く、マックスまで上げるには何千時間もプレイする必要がある。
武器・防具のアップグレードは上限が決まっているがレベルが上がるごとにアップグレードの成功率が低くなり、失敗するとその武器・防具は消えてしまうから最強武器を1本作るのに大量のゲーム内マネーが必要になる。
そのお金を集めて最強武器・防具を作るにはレベル上げやスキルレベル上げ以上に時間がかかる。
さらにMMORPGの戦闘にはプレイヤースキル要素があるため、プレイヤーの操作の上手さも戦闘に影響する。
その複合である
「レベル × (スキルの選択 + スキルレベル) × (武器・防具の選択 + 武器・防具のアップグレード) × プレイヤースキル」
を最大限に上げるため、人はネトゲに熱中してネトゲ中毒になるのだ。
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VRがMMORPGをどう変えるか
MMORPGだけでもこんなに面白く、中毒者が出るほどなのにそこにVRがついたらどうなるか。
ゲームの世界で生きてる感のあるMMORPGにVRが導入されればまさに
「ゲームの世界で生きている」
が完璧なまでに実感できるゲームになるだろう。
正直、元ネトゲ廃人から言わせてもらうと、MMORPGはもっと流行ってもおかしくないはずだった。
だが日本人はみんなと同じことをする傾向があるためか、多くの人はモンハンやドラクエやファイナルファンタジーにハマり、「ネトゲ? なにそれ」状態だった。
お隣の韓国や中国、台湾ではネトゲハマりすぎてボトラー(ネトゲプレイ中にトイレに行くのがめんどくさいのでペットボトルに小便する人)や、ゲームのやりすぎで死亡する人(過労死ならぬ過ゲーム死)が出たぐらい流行ったのだが。
それが今、VRの登場によって多くの日本人がMMOの世界に入っていくことが予想できる。
もはやゲーム=ネトゲ=VRMMOの構図ができ、既存のプレステ(PSVRを覗く)やPSPなどのゲームは廃れていくのではないだろうか。
それにともない、労働時間の長い古い体質の企業で働く若者はいなくなるんじゃないかとも予想している。
という構図ができ、誰もブラック企業では働かなくんじゃないだろうか。
VRMMORPGにはそれくらいの社会現象を引き起こす力があると私は思っている。
まとめ
- VRMMOは大規模多人数同時参加型オンラインバーチャルリアリティーRPG
- MMORPGは中毒になるほど面白い
- VRがMMOの世界を変え、社会まで変える可能性がある
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