ポーカー(テキサスホールデム)のルールと自宅でポーカーをやる方法

カジノのポーカーを自宅でやりたい、またはカジノでポーカーやってみたくて自宅で友達と練習したい。

そんな人のためにカジノで行われている本格ポーカーのルールと自宅でポーカーをやる方法を紹介する。

スポンサーリンク

ポーカー(テキサスホールデム)のルール 簡易版

テキサスホールデムポーカーのルールを厳密に説明すると結構複雑でわかりにくいと思うのでまずは簡易版ルールを紹介する。
ぶっちゃけポーカーは習うより慣れろなので基本的にはアミューズメントカジノに行って初心者講習を受けることをおすすめする。

この記事は完全な初心者でもわかるように書いてはいるが、ポーカー用語も多いのでなかなかわかりにくいと思う。
と言ってもルール自体は超簡単。ベットアクションの流れが難しいだけなので実際にやれば1日かからず覚えられる。

超簡単に言うとポーカー(テキサスホールデム)は手持ちの2枚のカードと場に出る3~5枚のカードを合わせて役を作り、その強さを競い合うゲーム。
場のカードはターンごとに開かれる。
 

4つのラウンド

ラウンド名:場のカードの枚数

  • 第1ラウンド プリフロップ – 0枚
  • 第2ラウンド フロップ – 3枚
  • 第3ラウンド ターン – 4枚
  • 第4ラウンド リバー – 5枚

このプリフロップ、フロップ、ターン、リバーの各4ラウンドの間に毎回ベッドアクションをする。
 

ベッドアクションは次の5通り

  • コール・・・そのときのベット額を払ってゲームに参加する(最初はベット額=BBの額)
  • ベッド・・・ベットする(チップを賭ける)
  • レイズ・・・前の人のベット額じゃ物足りないときにベット額を上乗せする
  • フォールド・・・カードを捨てて勝負を降りる
  • チェック・・・ベットもレイズもせずに次のターンに進む

基本はコール、ベット、レイズ、フォールドの4つのアクションが取れる。
チェックができるのは自分の前の順番で誰もベットしていないときだけ。

誰もベットせず、全員がチェックかコールをしたら次のターンに移る。
 

ゲームの流れ

  1. カードを全員に2枚ずつ配る – プリフロップ
  2. 順番にベッドアクションをとる(後述)
  3. ディーラーが場に3枚のカードを出す – フロップ
  4. 順番にベッドアクションをとる(後述)
  5. ディーラーが4枚目のカードを出す – ターン
  6. 順番にベッドアクションをとる(後述)
  7. ディーラーが5枚目(最後)のカードを出す – リバー
  8. 順番にベッドアクションをとる(後述)
  9. 最後にベッドやレイズなどのアクションを取った人から順番にハンドをオープンし、全員がハンドをオープンしたら決着がつく
 

役の強さ

  • ノーペア(ハイカード):役なし
  • ワンペア:同じ数字のカードが2枚
  • ツーペア:同じ数字のカードが2枚ずつ2セット
  • スリーカード:同じ数字のカードが3枚
  • ストレート:5枚が連番
  • フラッシュ:5枚の絵柄が同じ
  • フルハウス:ワンペア+スリーカード
  • フォーカード:同じ数字のカードが4枚
  • ストレートフラッシュ:5枚が同じ絵柄でかつ連番
  • ロイヤルストレートフラッシュ:数字が10.J.Q.K.Aでかつ同じ絵柄
 

役の例

  • 役なし:257TK
  • ワンペア:77594
  • ツーペア:44225
  • スリーカード:33389
  • ストレート:23456
  • フラッシュ:7♠9♠Q♠K♠3♠
  • フルハウス:22666
  • フォーカード:55552
  • ストレートフラッシュ:4♠5♠6♠7♠8♠
  • ロイヤルストレートフラッシュ:T♠J♠Q♠K♠A♠
 

役が同じ場合、数字で優劣が決まる(絵柄の強さに優劣はなし)

ワンペア同士

AA364>KKTQ4
 

同じランクのワンペア同士

AAK64>AAJT3

この場合、Aを除いたカードの中で一番数字が高いもの(キッカーと呼ぶ)同士を比べる。
Aのワンペア、Kキッカー>Aのワンペア、Jキッカー
 

ノーペア同士

A345T>KQ569

一番数字が高いカード同士を比べる
Aハイ>Kハイ
 

フラッシュ同士

A♠8♠3♠5♠4♠>J♠T♠2♠6♠9♠

一番数字が高いカード同士を比べる
Aハイフラッシュ>Jハイフラッシュ
 

スポンサーリンク

ポーカー(テキサスホールデム)のルール 詳細版

次に実際にゲームをやるときはどんなふうにチップをかけるのかも含めた詳細なルールを解説する。
これを読めば完全な初心者だけでもゲームができるように書いた。
 

1.席に着き、ディーラーボタンの位置を決める

全員にカードを1枚ずつ配り、一番数字が大きい人がボタンとなる。
同じ数字だった場合、スペード・ハート・ダイヤ・クラブの順でスペードが1番強い。

ディーラーボタンというのは単なる目印と思ってもらっていい。
この位置に座る人のことをボタンと呼ぶ。
ボタンの1つ左に座ってる人はSB(スモールブラインド)、2つ左に座ってる人はBB(ビッグブラインド)と呼ぶ。

SBとBBは各ゲームの開始時に参加費を強制的に出さなければならない。
参加費の額には特に決まりはないがSBはBBの半分の額を出す決まりがある。

だから例えば10-20ゲームなら

SB 10$
BB 20$

の参加費を出す。

BBの左にいる人をUTG(アンダーザガン)と呼び、常にUTGからアクションがスタートする。
 

2.各プレーヤーに2枚ずつカードが配られる

BB以外のプレーヤーはこの2枚のカードを見て勝負に参加するか降りるかを決めることができる。
参加する場合、基本的にはBBの額と同じ額を場に出すことでゲームに参加できる。
(SBはすでに出している参加費10$に10$追加して20$にすることでゲームに参加できる。降りる場合は10$を捨てることになる)
 

3.第1ラウンド プリフロップ

全員が2枚ずつのカードを配られた状態をプリフロップと呼ぶ。
この時点では場の共通カードはわからないので配られた2枚のカードのみでアクションを考えなければならない。

UTGから時計回りに順番にアクションをとっていく。
取れるアクションは

  • コール・・・BBの額を場に出すことでゲームに参加
  • レイズ・・・BBの額以上の額を出してベット額を上乗せする。
  • フォールド・・・カードを捨ててそのゲームへの参加をやめる
 

SBとBB以外はプリフロップの時点では参加費がかからないので自分の2枚のカードが弱ければフォールドしてしまうといい。
(といっても始めはどんな2枚が弱いかわからないと思うので練習でやるなら全部参加してしまい、わかってきたらハンドを選ぶようにするといい)

ちなみにプロレベルだとプリフロップの参加率は20%~30程度になる。
つまり8人いたらプリフロップの時点で5~6人は降りる。

ゲームに参加したい場合はコールかレイズを選べる。
特に理由がなければコールする。

自分のハンドが強ければレイズしてベッド額(他のプレーヤーがゲームに参加するために払わなければいけない額)を引き上げるのがセオリーだ。

もちろん強いハンドを持っていることを隠すためにレイズせずにコールに留めるなどの戦略もある。
 

4.第2ラウンド フロップ

ディーラーが3枚のカードを表向きにして場に出す。

SBから順番にベットアクションを取る。
取れるアクションは状況によって異なる。
 

自分の前の順番で誰もベットもレイズもしていなかった場合

  • チェック・・・ベットせずに次のターンに進む
  • ベット・・・最低BB以上ならいくらでも好きな額をベットできる
 

自分の前の順番で誰かがベットやレイズをしていた場合

  • コール・・・ベットされた額と同額を場に出すことでゲームに参加
  • レイズ・・・ベットされた額以上の金額を出してベット額を上乗せする。
  • フォールド・・・カードを捨ててそのゲームへの参加をやめる

全員がチェックかコールで順番が回ったら次のターンに進む。
 

5.第3ラウンド ターン

ディーラーが4枚目のカードを場に出す。

以降のアクションはフロップと同じ。
 

6.第5ラウンド リバー

ディーラーが5枚目のカードを場に出す。

以降のアクションはフロップと同じ。
全員がチェックかコールで回った場合、最後にベットかレイズをした人から時計回りに手札を開いて見せる。
リバーで誰もベットもレイズもしていなかった場合はSBから時計回り。

あとの順番の人は負けているときはカードを伏せたままディーラーに渡すことでハンドを見せずにゲームを終えることができる。
基本的にブラフをバラさないために見せなくていいハンドは見せない人が多い。
 

7. ボタンを移動して次のターンへ

リバーまで言って1ゲーム終わったらボタンの位置を1個左にずらしてSBだった人がボタンに、BBだった人がSBに、UTGだった人がBBになる。

あとは2~7の繰り返し

自宅でポーカーをやるために必要なもの

トランプ1デッキ(ジョーカーは抜く)
チップ
ディーラー(ルール知ってる人)
ディーラーボタン(ただの目印なので何でもいい)
テーブル(なければ床でも可)

プレイングディーラーといってディーラーやりながらプレイすることも可能。

チップはアマゾンで結構安く買える。

【訳あり】ポーカーチップ300枚セット黒ケース【JUEKO】PC-8149ケースにキズがあります

自宅でポーカーをやる方法

人数・・・最低3人。4以上推奨で多くて10人まで。最悪それ以上でも可能っちゃ可能

  1. ディーラーを決める(ルール知ってる人)
  2. チップを均等に配る
  3. SBとBBの額を決める(例 10-20$、50-100$など)
  4. ディーラーボタンの位置を決める
  5. ディーラーがカードを配ってゲーム開始

基本的に代表の1人、もしくは数名でアミューズメントカジノに行ってルールを覚えてから友達に教えて自宅で遊ぶ、という流れが望ましい。
ポーカーを文字だけで理解するのはかなり難しいので。

ポーカーの初心者講習が受けれるアミューズメントカジノの場所については以下のページを参照してほしい。

まとめ

  • ポーカーのルールは超単純。でも流れは複雑で難しい
  • 自宅でポーカーをやるにはトランプとチップとディーラーが必要
  • ディーラーはルールを知ってる必要がある
  • ルールを覚えるにはアミューズメントカジノで初心者講習を受けるのが一番
 

東京でポーカーの初心者講習が受けれるアミューズメントカジノ他8選

2017年1月10日

スポンサーリンク


関連記事