大学入学する直前。多くの人は不安を感じると思う。
友達ができるかどうか。
これがその不安の元凶だ。
この記事では大学の友達をいつ、どこで、どうやって作るのか、友達作りのコツを紹介する。
Contents
大学の友達はいつ作るの?
就職ジャーナルが大学1年生325人に行ったアンケート「入学から1か月。友達できた?」によると、
いいえと答えた学生・・・12%
ほぼ9割の新入生は大学入学から1か月以内に友達を作っている。
あれ? 早くね?
中学や高校に入学したときのことを思い出してみよう。
想像だが中学や高校で同じアンケートを実施したらもっと「いいえ」と答える学生の割合が多いと思う。
中学や高校ならクラスの人数は40人程度と少なく、無理して早く作らなくても生活しているうちに自然とできる可能性が高い。
でも大学は違う。
大学生の授業はクラスというか学科だが、教室は全部移動だ。
で、固定席というものがない。みんな好きな席に座る。
これが友達作りにおいてどういうことかわかるだろうか?
中学や高校で初めに仲良くなった人のことを思い出してみよう。
そう、席が近い人、隣の人。出席番号近い人じゃないだろうか?
これが大学の場合、席が自由なので好きな席に適当に座ることなる。
すると、毎回隣に座る人が違う!ということになるから、隣の席の人と仲良くなるというのが難しくなるのだ。
だから大学生は最初の方で積極的に隣に座った人に話しかけ、仲良くなる努力をしなければ永遠に友達ができない。
これがわかっている人や元々性格が社交的な人は始めから積極的に隣の人に声をかけ、友達を作っていく。
その結果1か月経つ頃には、友達ができている人が9割もいるという状況になるわけだ。
逆にこの1か月で友達を作れなかった人はその後もどんどん孤立していく可能性が非常に高い。
大学の友達はどこで作るの?
先ほどの就職ジャーナルのアンケート2個目「その友達とは、どんなきっかけで知り合いましたか?」によると・・・
新入生オリエンテーション・・・46.2%
部活やサークル・・・44.8%
友人の紹介・・・19.2%
バイト先・・・7.3%
クラスや学科
圧倒的にクラスや学科が多い。
これは最初の方の授業やガイダンスで隣の席に座った人に話しかける努力をすることがどれだけ重要かを表していると思う。
最初の1か月はまだ自分の好きな授業を取るよりは授業のガイダンスとか仮履修とかが多く、同じクラスや学科の人と一緒に授業を受けることが圧倒的に多い。
一番接触が多いのがクラスや学科の人だからこの結果になるのは必然的とも言える。
だがこの最初の1か月で友達ができない人も確実にいるわけで、そういう人はどんどん取り残されて孤立していってしまう。
新入生オリエンテーション
また、2番目に多い新入生オリエンテーションについて
大学にもよるが多くの大学は新入生のために入学前後にオリエンテーションを行っていて、そこで新入生向けの大学の授業の受け方などの説明もあるのだが、そのあとに懇親会を用意していることが多い。
その懇親会では新入生同士がおしゃべりしながら一緒に食事をしたりする。
実はここがかなり重要だ。
アンケートの結果だけ見るとこの数値は2番目だが、実はクラスや学科で友達を作った人の中に、オリエンテーションで知り合った人とクラスや学科で会ってそこで仲良くなった。
そんなパターンが多く存在するはずだ。
友達ができたのはクラスや学科でも友達作りのきっかけができたのは絶対に新入生オリエンテーションンの方が多いと思う。
ただこの新入生オリエンテーション、参加が任意だったりするので参加しない人もいたりする。
かくいう私も大学生のときこれに参加しなかった。
おかげで友達を作るチャンスを逃した。
任意だろうが強制だろうが新入生オリエンテーションは絶対参加するべきだ。
部活やサークル
次に多いのが部活やサークル。これはまぁ中高事代に部活をやっていた人ならわかるだろう。
友達を作るのがもっとも簡単な場所は部活やサークルだ。
正直クラスや学科で友達ができない超人見知りな人でも最悪部活かサークルに参加すれば友達はできる。
ただクラスや学科に友達ゼロだと困ることが結構ある。
- 授業でわからないことや聞き逃したことを聞ける人がいない
- 授業を病欠やサボったときにノートを貸してくれる人がいない
- 過去問が手に入らない
なのでいくら人見知りでも最初はがんばってクラスや学科に1人でいいから友達を作っておいた方がいい。
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大学の友達はどうやって作るの?
ここに関してはアンケートはないので普通に私の経験から新入生の友達作りのポイントを話す。
友達の作り方は知らない人には難しい。でも知ってればそんなに難しくない。
1.1人で座ってる奴の席の隣に座って話しかける。ただし、タイムリミットあり
一番確実で楽な方法。
ただ、これができるのは基本的に友達のグループが出来上がってない最初の1か月以内だけ。
この期間はほとんどの人が友達を欲しがってる。
だから話しかけると喜んで答えてくれる人が多く、会話がつながりやすい。
でもこれが2か月も3か月も経ってしまうともう遅い。
すでに相手には友達がいることが多く、1人の奴を見つけにくいし、いたとしても理由あって1人になるような変な奴しか残ってない。
なのでとにかく最初の1か月以内が勝負!
どんだけ人見知りでもここで死ぬと思って勇気を出すべきときだと思う。
2.わからないフリをして質問 とにかく質問で会話のきっかけを作る
話しかけるといっても何て話しかければいいかわからない。
人見知りはみんなそうだと思う。
会話のきっかけっていうのは質問だ。
質問でもいきなり「出身どこ?」とかは不自然で難しいって感じるかもしれない。
そういうときに使えるのが知ってることを知らないフリして質問すること。
なんでもいい。とにかく簡単に答えられることほどいい。
例を挙げると
- 授業何時からだっけ?
- 今日何限まであるんだっけ?
- 次英語だっけ?
- 今日って水曜日だっけ?
こんなんでいい。
これに相手がちゃんと答えてくれて話せそうだと思ったらすかさず仲良くなるための質問「出身どこ?」などをしてもいいし、
しなくても1回話しかけただけでとりあえず顔見知りになれる。
あとあとその人と会ったときにまたなんか聞けばいい。
3.最初から友達になる必要はまったくない 顔見知りから始める
上2つのことを実行すれば友達はできなくても顔見知りはできる。
これを最低1人。できれば毎回の授業ごとに行っていればとりあえず顔見知りの人がどんどん増えていく。
あとはその中で気が合った奴と自然に仲良くなれるのを待つだけでいい。
え? 待つだけ? それでいいの?
って思うかもしれないが、友達って本当は作るものじゃなくて自然にできるものだ。
無理してがんばって話しかけて作った友達とは表面上友達なだけでいざってときに頼れないのは友達じゃないと思う。
自然体で余裕構えて接した方が自然に仲良くなる本当の友達ができやすいし、相手からも話しかけれやすくなる。
最初はとにかく友達じゃなくていいから顔見知りを作るために1個でいいので隣に座ったやつに質問しよう。
で、席が変わるたびに知らないやつの隣に座って同じことを繰り返す。
最初の1回さえできれば同じことを繰り返すのは難しくない。
こんなふうに地道にコミュニケーションをとっていくことが最短で友達を作るコツだ。
最初の1人が無愛想で1回質問しただけで終わってしまったとしてもめげないように。
4.最終手段 サークルとバイト
隣の席に座った奴にすら話しかける勇気がないレベルの人見知りにも手段はある。
それがサークルとバイトだ。
週1回以上活動してるサークルに入るか週1以上バイトをすれば、嫌でも仲間はできる。
どんだけ人見知りでもある程度同じ境遇で一緒にいる時間が長ければ仲良くなるものだ。
ただし、サークルやバイトで友達ができてもクラスで友達がいないと単位を全部自力で取らなければならず、苦労することになるのでおすすめはしない。
なのでこれはあくまでクラスで友達作ろうと1か月頑張ってみたけど失敗しちゃった人のための最後の選択肢だ。
つまり仮に学科やクラスに友達が1人もできなかったとしても逃げ場所はあるということ。
大学で最初に友達ができず、大学が嫌になって退学しちゃう人とかもいるそうだけど、そこまで行く前にサークル入るかバイトすればいいのにと思う。
掛け持ちもできるしあとからでもいくらでも入れるからサークル選びに神経質になる必要はないし、バイトもサークルもすぐ辞めれるからガンガンやってみるといい。
まとめ
- 大学の友達は最初の1か月で作る
- 大学の友達はクラス・学科、サークル・部活、バイトで作る
- バイトやサークルで友達を作るのは簡単だが、クラスでも1人は作らないと苦労する
- 友達の作り方は隣に座ったやつにわからないフリでもなんでもいいから簡単な質問をすること
- 仮にクラスに友達1人もできなくてもサークルやバイトという逃げ場所はある
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