風邪やインフルエンザを予防する12の習慣

冬になると風邪やインフルエンザが流行る。

これはまず冬の寒さや湿度の低さがウイルスにとって居心地のいい環境であること。
空気の乾燥で乾いた口や鼻はウイルスをガードする力が弱まってしまうこと。

体温が下がることで免疫力が低下することなど様々な要因が人をウイルスに感染しやすくしているのだ。

だから冬は免疫力の弱い人から風邪を引いていく。
でも免疫力が強く、平気な人もいる。

この記事ではこの冬でも平気な人になるための風邪やインフルエンザを予防する11の習慣を紹介する。

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風邪やインフルエンザを予防する12の習慣

1.ヨーグルトを食べる

ヨーグルトには腸内で働く乳酸菌が含まれている。
善玉菌を毎日食べる人は 呼吸器系の感染症にかかる割合が12%減少したという研究がある。
これは免疫細胞が腸内に多く存在することから、腸内環境をよくするで免疫力が上がるためだ。

また風邪を引いたときに乳酸菌をとると風邪の治りがよくなるというデータもある。
 

2. きのこを食べる

しいたけを毎日食べる人はT細胞(免疫細胞)の数が増え、炎症が減る傾向があったという。

きのこには強い抗菌作用があり、口の中を殺菌してきれいにしてくれる。
 

3. 睡眠時間を確保する

睡眠時間7時間以下の人は8時間以上寝る人に比べて風邪を引く確率が3倍だったという研究がある。
この数字を見れば睡眠がどれだけ健康にとって大切かわかるだろう。

睡眠はどんなに栄養ある食べ物より大事だ。

睡眠時間を削るのは間違い 6時間睡眠のパフォーマンスは徹夜と同じ

2016年10月30日
 

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4. マスクをする

マスクは

  • 菌を触った手で口や鼻を触ることによるウイルスの接触感染
  • 風邪やインフルエンザの人の咳やくしゃみで飛ぶウイルスの飛沫感染

この2つを同時に防ぐ効果がある。

それだけでなくマスクをすると鼻や口が保湿されるため、仮にウイルスが入り込んでも粘膜がガードしてくれてウイルスに感染しにくくなる。

マスクは最強の風邪・インフルエンザ予防グッズなのだ。
 

5. 毎日手洗いの習慣を

ウイルスの感染経路の中で一番大きいのは接触感染と言われている。
だから手洗いは意外と重要だ。

例えばサラリーマンなら

  • 通勤して会社についた直後
  • 昼食前
  • 帰宅後

この3回は必ず手を洗う用にしよう。
 

6. 加湿器を導入する

湿った空気を吸う人は乾いた空気を吸う人と比べて風邪を引きにくい。
加湿器を導入できる環境なら導入しよう。

理想は湿度50%以上だ。
 

7. 手で鼻や口を触らない

医者いわく、顔を触らないことは風邪の感染率を大幅に下げるそうだ。
でも人は平均的に1時間に3回は口や鼻に触るという。

この習慣をがんばってやめるかマスクをするかで対策しよう。
 

8. 口呼吸をやめる

口呼吸では冷たい空気をそのまま肺に送ってしまう。
これが鼻呼吸の場合、鼻の粘膜や繊毛がウイルスをキャッチしやすくなるし、鼻腔内で一度空気が温められ、かつ湿り気を与えられるため、ウイルスの生存率が下がる。

ウイルスは高音と湿気に超弱いのだ。
だから鼻を通せばウイルスを弱らせることができ、仮に吸い込んでも増殖しにくいだろう。

どうしても口呼吸ができない人や寝てるとき口呼吸になってしまう人はマスクをおすすめする。
 

9. 正しい歯磨きをする

口の中の清潔さと病気のかかりやすさは比例する。

現に東京都府中市の特別養護老人ホームあさひ苑で高齢者の歯垢や歯石などを徹底的に除去し、さらに家族や介護者にも徹底的に「正しい歯磨き法」の指導を行ったところ、発症率が10分の1になったという事例がある。

口腔ケアはそれほど重要なのだ。
正しい歯磨きの方法については以下の記事を読んでほしい。

正しい歯磨きのやり方を覚えてお金より重い歯を残そう

2016年12月22日
 

10. お風呂で湯船につかる

体温が1℃上がると免疫力が5~6倍に上がると言われている。
体温上げるのに一番簡単な方法はお風呂。

ちょっと熱めのお風呂に長めに浸かろう。
お風呂で体温が上がると血行が促進されるから免疫力だけでなく、代謝もよくなる。
 

11. 身体を温める食べ物を積極的にとる

ネギ、にんにく、玉ねぎにはアリシンという物質が含まれ、身体を温め、免疫力を上げる効果がある。

また、身体を温める食品には、じゃがいも、レンコン、大根などの根菜類、卵、味噌、鶏肉、うなぎ、エビ、しょうが、胡椒、唐辛子、わさびなどがある。
 

12. 運動する

筋肉の量と体温は関係がある。低体温を改善するには筋トレをするのがいいそうだ。
運動して筋肉が増えることで基礎代謝がよくなり、体温が上がる。

また、寒いときに身体が震えることで生み出す熱量も筋肉のある人の方が多いため、寒さに強くなる。
女性が男性に比べて冷え性が多いのも筋肉が少ないことが要因の1つだろう。

筋肉を効率よくつけるには下半身が重要なのでスクワットをしたり通勤の時になるべく階段を使う習慣をつけるといい。

まとめ

睡眠、食生活、運動は身体の免疫力を上げるための基本だ。
その上で冬特有のウイルスを防ぐためのマスクや手洗いがウイルス感染を予防する。
あなたも免疫力の強い人を目指して1つでも習慣に取り入れてみてはいかがだろうか。

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