インターネットでよく買い物をする人にとって非常に便利なサイトといえば楽天やアマゾンだ。
この2つは利用者が非常に多いので大抵の商品に口コミがついていて、良い商品と悪い商品を見分けるのに便利。
でも最近は販売会社のサクラレビュー(嘘のレビュー)などもあるらしい。
そこでネットの口コミについて、少しばかりネットに詳しい私が解説してみようと思う。
Contents
ネットの口コミは信用できるか?
結論から言うと、ネットの口コミは100%信用できるものではない。
なぜなら、ネットではいくらでもウソが書けてしまうからだ。
実際にあった例を見てみよう。
ショッピングサイトの口コミは信用できない?
少し前の話。
塾で小学生に英語を教えている講師が英語を学ぶための本を出版した。
そのときその先生は、アマゾンで星5レビューをつけることを条件にその本を生徒たちに無償提供したという。
このことがツイッターでバレて炎上した。
ちなみに私はそんなことがあったとはつゆ知らずその本を買ったが、本自体は全然悪くなく、なかなか使える本だった。
ちなみに私はそのときアマゾンの口コミではなく、別のウェブサイトで紹介されてて「これ使える!」と直観的に思ったので買ったんだけどね^^
・・
せっかく良い本だったのに生徒にサクラレビューさせたことがバレたためにその本の評価はがた落ち。
腹いせに星1レビューを付けられまくっていた。
おそらくその塾講師はそのせいで仕事を失ったんじゃないだろうか?
もったいない話だ。
実際、買う側からすればアマゾンや楽天の口コミで高評価がついていれば、「あ、いい商品なんだな」と納得して買うもの。
だから商品を売りたい人間からしたらお金を払ってサクラを雇ってでも嘘のレビューを書いてしまいたくなるものなのだ。
それだけで商品の売上は大きく変わるから。
でもアマゾンや楽天のレビューがこういうサクラばかりかというと、そうでもない。
実際、良い商品には良い評価が、ダメな商品には悪い評価がつけられてることが多いのがその証拠だ。
特にベストセラーなどは大勢がレビュー書いてるので騙されることはあまりないと思う。
問題はマイナーな商品や新しく出たばかりの商品の判断。
これはアマゾンや楽天のレビューだけでは判断が難しい。
個人が書いてるブログならどうか?
アマゾンや楽天などのショッピングサイトの口コミが100%信用できるものでないことは理解できたと思う。
では個人が書いてるブログならどうか?
これなら個人が感想書いてるだけだから信用できると思うだろう。
でも実はそうでもないこともある。
なぜならアフィリエイトというものがあるからだ。
アフィリエイト知らない人のために簡単に言うと、アマゾンや楽天の商品をブログで紹介し、それを読んだ人がそのブログのリンクからアマゾンや楽天に飛んで商品を買うと、ブログ主に紹介料として商品代金の数%が還元される仕組みのこと。
つまりブログやってる人はそれで稼いでたりするわけだ。
まぁ実際アマゾンや楽天の商品売った程度じゃ普通はお小遣い程度しか稼げないけど、1日1000人とか1万人とかが見るサイトなら話は別で、結構稼げちゃったりする。
だから商品を売って紹介料を稼ぐためにブログで商品をゴリ押しする人もいる。
ただブログの場合は信用落ちるようなことすると読者が離れることもあってそこまで悪さする人はあんまりいないと思う。
大多数のブログ主は例え楽天やアマゾンの商品紹介しまくってたとしても、誠実にレビューしてる。
ただ一部のブログ主は自分が使ってもいない商品を紹介料目的で紹介したりしてるのであまり参考にならないサイトもある。
あとひとつ忘れちゃいけないのは、ブログ主が販売者のこともある程度考慮してることだ。
例えば使えない商品があったとして、それをあまりに酷評しちゃうと販売会社から文句言われたり記事削除依頼されたりする可能性がある。
せっかく書いた記事を削除するハメになるのはめんどくさいし、批判しまくり記事を書いてどこかから文句言われるのも面倒。
ってことで個人でブログやってる人は批判記事はあまり書かない傾向がある。
まぁでもブログは文体とかである程度本当のこと言ってるのか適当に嘘言ってるのかわからなくもない気はするけど。
ってことでショッピングサイトの口コミと比べたら個人が書いてるブログは多少マシだけど批判系が少なく、持ち上げる系が多いと思う。
フェイスブックやツイッターなどのSNSはどうか?
次にフェイスブックやツイッターなどのSNSについて。
フェイスブックやツイッターをやってると、時々面白い記事が流れててたくさんのいいねがついてたりする。
その中で誰かが「これめっちゃ使える」みたいなコメントとともに商品の画像とリンクを貼ってたりすることがある。
これは信用できるのか?
この場合、その人の過去のツイート、フェイスブックならタイムラインを見ればわかる。
似たような感じでいろんな商品を紹介してたらアフィリエイト目的の可能性が高い。
フェイスブックやツイッターでもアフィリエイトはできるから。
要はその人が貼った商品ページへのリンクをクリックして商品購入した人がいれば紹介料稼げるので。
SNSの場合はこのように、過去のデータ見ればある程度商売目的なのか、単純な感想とかなのかは判断しやすい。
なので絶対信用できるわけではないけど正しい情報の判断がしやすいと思う。
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ネットで一番信頼できる情報源はどこなのか?
ではいよいよ一番信頼できる情報源はどこなのか教えよう。
それは某匿名巨大掲示板、2ちゃんねるだ。
理由は簡単。
ここはみんなが好き勝手おしゃべりをする場所。
そこに利害関係はほとんどない。
だからここで嘘をつく必要なんかないし、商品を売るために嘘情報を流しても本人に何の得もない。
なので2ちゃんねるに流れているコメントは大抵の場合、本物だと思っていい。
ただし、例外はある。
- URLを貼ってる場合
- 2ちゃんまとめで怪しいものを紹介してる場合
URLを貼ってる場合
URLを貼ってる場合は、それがアフィリエイトのためのリンクの可能性が高い。
なのでURL付きのコメントはあまり信用しない方がいい。
多いのがポイントサイトや出会い系サイトへの誘導だ。
2ちゃんまとめで怪しいものを紹介してる場合
2ちゃんねるといえば、2ちゃんまとめサイトがたくさんある。
2ちゃんねるは使ったことないけど2ちゃんまとめサイトならたくさん見たことがある、という人も多いと思う。
2ちゃんまとめサイトはすべて2ちゃんねるの各掲示板からレスをコピペして作られたサイトだ。
要点だけをまとめてたりするので、大抵は大本の2ちゃんねるより2ちゃんまとめの方が読みやすい。
そんな2ちゃんまとめサイトだけど、たまに偽2ちゃんまとめサイトがある。
それは、2ちゃんまとめサイトのフリをして自作自演で作り上げたサイトだ。
そのサイトが紹介してるのは大抵怪しい出会い系アプリや精力剤、またはお金稼ぎの方法。
本物の2ちゃんまとめとこういう偽2ちゃんまとめを見抜くのは実は簡単で、偽2ちゃんまとめは手抜きで作ってるので、メニューのお問い合わせとか、フェイスブック、またサイドバーにある広告などをクリックしても反応しない。
なぜならそれらはハリボテだから^^
これ結構騙される人多いと思うので気を付けようね。
また2ちゃんねる以外だと、ヤフー知恵袋や教えてグーなども利害関係ないし、ベストアンサーなどコメントに評判がつくこともあるので信用できる情報が多い。
まとめ
以上まとめると、
- ネットの口コミで一番信頼できる情報源は利害関係のない2ちゃんねる
- 利害関係のないものは信用できるのでヤフー知恵袋や教えてグー、その他有名掲示板などは信用できる情報が多い
- SNSや個人のブログはたまにアフィリエイト目的の人もいるけど、比較的嘘情報は見抜きやすい
- ショッピングサイトの情報はサクラレビューもあるけど、嘘ついてる人よりは本当のこと言ってる人の方が多い
この記事であなたのネットの口コミについての理解が深れば幸いだ。
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