風俗でバイトしている子の中には留学したいなどの夢があって、そのためにのお金を稼ぐ手段として風俗を選択している、という人も少なくない。
こういう人に対しては否定的な意見が多いけど、実際風俗でお金貯めて留学はありかなしか?
私の意見を述べたい。
Contents
私が女なら絶対風俗でバイトしてた
実は私は大学2年のときに初めて海外に行って以来、ずっと海外に行くことを夢見てきた。
大学時代はそのために居酒屋でバイトをがっつりやったが、結局大学卒業までにお金は足りず、すぐに海外に行くことは諦めて就職した。
私の場合、本当は留学したいと考えていたが、留学する夢は諦めた。
なぜかというと、
留学はあまりにも費用がかかりすぎる + 本気で留学するならまず先に英語をネイティブレベルにする必要がある
からだ。
そう、留学するだけならまだいいんだ。
お金を稼げばいいので。600万くらい。
でもそれと同時に英語をマスターする必要があるのだ。
2000時間くらいかけて。
留学と言えば英語を学ぶことをイメージする人が多いけどそれは間違い。
英語を身に着けただけじゃあんまり意味がない。
海外の語学学校に2年行って英語を身に着けたところで就職の役には立たない。
英語でプログラミングとか、教育とかを学んで現地の大学を卒業して初めて「海外の大学で○○を専攻して卒業したという資格」が得られ、役に立つ。
でも海外の大学は日本のヌルい大学と違って卒業するのが大変だから最低限英語はマスターしてなきゃお話にならない。
でないと高い金払って留学したのに卒業できずに退学するハメになる。
だから本気で海外留学するならまず英語をネイティブレベルにしてから行くべきなのだ。
でもこのレベルで英語をマスターするには2000時間以上英語を勉強するかアメリカに1~2年語学留学するしかない。
でもこれから留学しようとしてる私にアメリカに語学留学するお金なんてあるわけもなく、必然的に独学で2000時間以上かけて英語をマスターするしかない。
お金を600万稼ぐのと同時に2000時間かけて英語をマスターする
これを両方やるのっていったい何年かかるんだ・・・
そう考えて私は留学を諦めた。
で、留学諦めた私がどうしたかというと留学は諦めてワーキングホリデーすることにした。
ワーホリの場合、留学と違って現地で働くので150万程度あればいけるし、英語力も現地のレストランやホテルでバイトできる程度のレベルがあればいける。
これは私の独断と偏見による目安だが、
600万 + ネイティブレベルの英語力(TOEIC満点クラス)
ワーキングホリデーの場合
150万 + そこそこの英語力(TOEIC800点クラス)
が必要とされると思う。
ちなみに4年生の大学に留学するなら2年生の倍で1200万かかるからね。
この記事ではあくまで2年生の大学への留学を想定して書いてるのでご了承願いたい。
私の場合、風俗は選択肢になかったので妥協してワーホリを選んだが、もし私に風俗という選択肢が与えられていたら、私は確実に風俗を選んでいた。
なぜなら、留学はワーホリの何倍も魅力的だからだ。
留学が、ワーホリと比べてどんなにいいものか、イメージが湧かない人も多いと思うので詳しく解説してみる。
私が風俗でバイトしてでもワーホリより留学を選ぶ理由
私が風俗でバイトしてでもワーホリより留学を選ぶ理由はずばり、楽しさが全然違うからだ。
私は留学はしてないけど短期留学はしていた。
なので留学がどんなに楽しいかは知っている。
海外の人の価値観は日本人のそれとはまったく違う。
日本人とアメリカ人やヨーロッパ人の違いはいろいろあるが、もっとも大きな違いは、日本人が本音と建て前を使い分けるのに対し、欧米人は正直に自分の意見をずばずば言うことだ。
友人同士で遊ぶときにこの差はものすごく大きく現れる。
正直にずばずば意見を言う人ばかりが集まると、ものすごく楽しいのだ。
私はシャイなので短期留学中、友達はできなかった。
それでも少人数のドイツ語のクラスにいるとき、意見をずばずばいう彼らの中にいるだけですごく楽しかった。
もうその空間にずっといたくなるぐらい。
だからもしアメリカやヨーロッパに留学したらものすごく楽しいんだろうなというのが容易に想像できるのだ。
これがワーホリでも体験できるか、というとちょっと厳しいと思う。
ワーホリは学校じゃなくて仕事だし。
ワーホリの場合、学校と比べてアジア人差別とかもありそうだし。
留学の場合は自分と同じ立場の人が多いから友達もできやすいけど、ワーホリの場合、現地の国の人の中にポツンと入ることになる、あるいは他の外国人と一緒になるかもしれない。
どちらにせよ留学と比べたら確実に友達は作りにくい。
なのでワーホリでは留学ほどの楽しさは簡単には味わえないと思う。
それにワーホリで得られるのは基本的には海外でバイトした経験だ。
日本に帰ってからあまり役には立たないだろうし、現地で就職するのも難しいと思う。
もちろん専門的な職種につけば話は別だけど、その話はここでは置いとく。
留学して現地の大学を卒業する方が断然日本で役に立つし、現地就職もしやすい。
ワーホリ<<<留学
得られるもの
ワーホリ<<<留学
なのだ。
ワーホリが留学より優れている点なんでお金を稼げることくらいしかない。
だから私なら風俗に身を染めてでもワーホリより留学を選ぶ。
スポンサーリンク
風俗以外に道はないのか?
それでも多くの人は思うだろう。
いくら留学したくても、風俗に手を出しちゃだめでしょ、と。
そりゃみんなそう言うに決まってる。
風俗で働くことは多くの人にとって犠牲が大きすぎることだと思う。
誰だってできるなら風俗に手を染めずに留学したい。
でもそれは実際可能なのか?
考えてみよう。
時給1000円のバイトで留学する夢はかなうのか?
時給1000円のバイトで600万稼ぐにはどれくらい働かなきゃいけないか?
300万/1000 = 6000時間
英語をネイティブレベルでしゃべれるようになるには何時間必要か?
最低2000時間は必要だ。
働く時間 + 英語を勉強する時間で合計8000時間かかる。
これを大学4年間でやろうとするとどうなるか計算してみよう。
1日当たりに換算すると 2000 / 365 = 5.5時間
毎日1日5時間半程度をバイトか英語の勉強に当てる生活を4年間続ければ留学できる。
これを大学の勉強と並行してやるのはかなりきついと思う。
ちなみに3年でやる場合
1日当たりに換算すると 2667 / 365 = 7.3時間
7時間半必要。
まぁ無理だね。
2年でやる場合
1日当たりに換算すると 4000 / 365 = 11時間
11時間必要。
完全に無理ゲー。
1日3時間半~4時間半。
これくらいなら本気出せばいける範囲だと思う。
ちなみに私が本気で留学考えたのは2年の終わり頃。
私はそこから猛烈に英語を勉強し始め、かつバイトも猛烈にし始めたが、間に合わなかった。
でも4年あればぎりぎりいけたかもしれないとは思ってる。
私の場合、海外へ留学する夢を持つのが遅すぎたこともあって諦めざるを得ないことになってしまった。
でも大学2年の終わりのあのとき、もし私が女で風俗という選択肢が与えられていたら間違いなく飛びついていた。
ただあくまでこれは仕送りで生活できていて、バイト代はすべて留学のための費用に当てれたらの話。
実際はバイト代のいくらかは生活費に当てなきゃいけない人もいるだろうし、そもそもバイト代から税金引かれるので実際はもう少しかかる。
それでも4年間本気出して普通のバイトをしながら本気で独学で英語を勉強すれば留学という夢はかなえられないものではないと思う。
ちなみに風俗でバイトした場合も考えてみたいと思う。
風俗でバイトした場合、留学の夢を叶えるにはどれくらい働く必要があるのか?
風俗の時給はおよそ1万円。
でも移動時間などがあるので実質時給は8000円くらいになるらしい。
というわけで時給8000円で計算することにする。
時給8000円の風俗バイトで300万稼ぐには何時間必要か?
300万 / 8000 = 750時間
6000時間が一気に750時間に縮まる。
やっぱ風俗はすごい。
風俗で働きながら英語を勉強した場合、どれくらいの時間がかかるか?
働く時間 + 英語を勉強する時間で合計は20000 + 750 = 2750時間だ。
2年でいけるか?
1日当たりに換算すると 1350 / 365 = 3.7時間
3時間強を2年間。
充分手が届く範囲内だ。
時給1000円のバイトなら4年間死ぬほどがんばってぎりぎりできるかできないかレベルのことが風俗なら2年でかなり余裕をもってできる。
風俗の場合待機中に英語の勉強ができるのもいいと思う。
もちろんそのためにかなりの犠牲を伴うのは事実だが。
また、学生の間にお金が足りなくても卒業後数年働いてお金を貯めてから留学するという方法もあり、これをやって20代後半で留学する人も結構いる。
これについて詳しく考えてみよう。
大学卒業後に就職して1年働けば稼げるお金
大卒の場合、初任給は20万程度だ。
税金を引かれるが、各種手当もあるから手取りは18万程度残るとする。
これで実家暮らしだったとしたら1年でいくら稼げるか計算してみよう。
18万 x 12 = 216万
1年間で16万くらいはお小遣いに使うとしても200万も残る。
実家暮らしなら2年で400万稼げるので2年生の大学なら2~3年働けば手が届く。
4年生の大学なら5年働く必要がある。
20代後半で留学するのは遅くないか?
しかしこの選択肢を取った場合、留学するのが20代後半になってしまう。
これでは遅すぎないか?
正直に言おう。
遅すぎる!
20代前半と後半では結構モチベーションとかも変わってくる。
留学したいという夢にキラキラしてたり、留学生活エンジョイしたい!という気持ちは3~5年も待たされるとだいぶ薄れてしまう。
これは気持ち面の問題。
それより問題が大きいのはキャリアの問題。
20代を風俗でバイトして過ごして留学して帰ってきたら30とかになってると。
これは職歴ゼロだ。
これじゃ留学に失敗したときに取り返しがつかない気がする。
職歴なしで30はやばいでしょ。マジで。
まぁ嘘の履歴書でも派遣社員ぐらいにはなれるかもしれないけど底辺だよね。
こうならないためには留学を絶対に成功させて卒業後現地企業で就職、または現地大学卒業の資格で日本の企業に就職すればいいんだけどこれはプレッシャーがかなり大きいと思う。
失敗して卒業できずに退学とかになったときに100%人生転落コースになるだろうな。
諦めきれずに何度も留年してお金が足りずに借金とかしたりして。
20代後半で留学はあまりにもリスクが大きい。
やっぱり留学するなら大学卒業と同時。または高卒で奨学金もらって日本の大学行かずに留学がベストだと思う。
風俗バイトで犠牲になること
では風俗でバイトして犠牲になることを挙げてみる。
性病のリスク
ちゃんとした店ならかなり低くはなるけど体を使う以上ゼロではない。
私は男なので風俗やろうとは思わなかったけど、男でも売専という仕事はある。
私がそれをやろうと思わなかったのは性病のリスクが高すぎるから。
性病も軽い奴ならいいけどエイズとかなっちゃうと人生棒に振るからね。
顔バレのリスク
次に大きなリスクが顔バレ。
たまたま知り合いがお客さんときて風俗で働いてることがバレてしまった。
友達多い人とか家族と仲いい人とか、大切な人に風俗で働いてることがバレると困るよね。
友達も家族もいない、孤独な人ならまだいいけど。
キャリア的なリスク
風俗で働いたことは履歴書には書けない。
学生のうちはまだいいけどフリーターになって風俗やると、ホント履歴書に嘘を書くしかなくなると思う。
転職するとき困るし、アパート借りることすらできなかったり。
風俗以外の職業で職歴が重要視されるものを目指しているならこれは痛い。
また夢を諦めざるを得なくなったときのスペアプランが立てにくくなる。
学生以外が風俗バイトをやるにはかなりの覚悟が必要になると思う。
留学にはある程度のリスクを払ってでもやる価値がある
風俗で金貯めて留学を否定する人は留学で得られるものの価値を知らないと思う。
風俗をやったことがない私が言うのもなんだが、
私の考えでは
風俗で失うもの<<<留学で得るもの
だ。
留学をするにはあまりにもお金がかかりすぎるし、お金だけでなく膨大な英語の勉強時間も必要になる。
親が相当金持ちでもない限り留学なんて夢のまた夢なのだ。
風俗に頼らざるを得ないのが悲しいところ。
でもまだ高校生とかだったら諦めずに奨学金を狙った方がいい。
高校生なら英語をガチで勉強してTOFLEなどでいい成績を取れば奨学金をもらえる可能性がある。
それに高校生なら親に本気でお願いすれば日本の大学に行くのに必要だったはずの費用を留学費用に回してくれ、親負担で留学できる可能性もあるだろう。
大学生になると正直こういう奨学金や親を頼るのは難しい。
なので例えば今大学1,2年生で留学したいという夢ができた。
なら風俗やるしかないと思う。
本気で行くならね。
まとめ
- 2年制の大学に留学するには600万 + 英語の勉強時間最低2000時間が必要
- 4年制の大学に留学するには1200万 + 英語の勉強時間最低2000時間が必要
- こんなの大学行きながら普通のバイトで貯めるのは無理ゲー。風俗やるしかない
- 高校生ならまだ奨学金や親出資を期待できるが大学生は自力で貯めるしかないケースが多い
- 大学卒業後就職してお金を貯めてから20代後半に留学するのは遅すぎる
- わからない人にはわからないと思うけど留学は風俗に身を染める犠牲を払ってでも行く価値がある
スポンサーリンク