海外に初めて行く場合、ものすごく不安になると思う。安心しろ。みんなそうだった。だが、1度行ってしまえばもう怖くない。
また、初めての場合、準備に何をすればいいのかわからないだろう。このページに必要なことをすべてまとめたので参考にしてほしい。
海外に初めて行くときに必要な持ち物
絶対必要
- パスポート
- VISA
- クレジットカード(海外旅行付帯保険付き)
- 航空券
- 携帯、各種カードの紛失時連絡先
VISAは国によって必要だったり必要なかったりするので大使館ホームページで調べる。
ちなみに主要な国だけ挙げておくと、
- アメリカ
- カナダ
- ヨーロッパ
- 韓国
- 台湾
- 香港
- マカオ
- タイ
- シンガポール
- フィリピン
VISA必要あり
- オーストラリア
- 中国
- インド
ちなみにオーストラリアの観光VISAはインターネットで申し込んで結構簡単に取れるのであまり気にする必要はない。
もちろんVISAはずっと不要なわけではなく、観光目的の短期間滞在なら不要ってこと。
3か月以上の滞在だと基本どこでも必要になる。
携帯、各種カードの紛失時連絡先は絶対忘れずにメモっておこう。
携帯のメモじゃダメだぞ? それやると携帯をなくしたときに終わるからな?
ちゃんとメモ帳に書いておこう。
クレジットカードは海外では必須だと思った方がいい。
身分証明書の代わりとして使われたり、ホテルを予約するときなどに提示を求められたりする。
絶対ではないけどあった方がいいもの
- 海外旅行保険
- 国際キャッシュカード
- 地球の歩き方
- パスポートのコピー
- 証明写真3枚(パスポート紛失時用)
- スーツケース(1週間以内:55L、10日以上:70L以上のもの)
- 変換プラグ
- ハンガー(長期の場合)
- タオルや着替え、シャンプーセットなど
海外旅行保険についてはぶっちゃけ私はいらないと思ってる。
なぜなら、クレジットカードに付帯保険がついているからだ。
治安の悪い国、アメリカ、ブラジル、アフリカなどに行くならあった方がいいと思う。
ちなみに私はドイツ、フランスに3か月ずつ行ったがどちらも海外旅行保険には入ってない。
パスポートの紛失はあり得ないことじゃないので紛失時に必要になるパスポートのコピーと写真は用意しといた方がいい。
忘れがちなのは変換プラグとハンガーだ。
変換プラグがないと携帯が充電できずに焦るぞ。
ハンガーは長期滞在で洗濯するなら絶対必要だが海外で買うと高かったりするので日本の100円ショップのものを持って行った方がいい。
ホームステイやホテルならいらないが。
あとシャンプーは海外のものは日本人の髪や肌に合わないことが多いので持っていった方がいい。
スーツケースは耐久性やタイヤの回りやすさなどによって使い勝手がかなり違う。
私は1度中国製の安いスーツケースを買ってしまい、使いづらすぎて失敗した。
こちらの記事にスーツケースの選び方について書いてるので参考にしてほしい。
なおレンタルするかで悩んでる人はこちらの記事を読んでほしい。
ちなみに雑学だけどベルトはいらないよって話。
海外に初めて行く人が事前に準備すべきこと
では海外に始めていく人がどんな準備をすべきなのかを順に解説する。
1. パスポート申請(必要に応じてVISA申請)
10年間有効なもの 16000円
5年間有効なもの 11000円
申請方法は各都道府県によって異なるため、「パスポート 都道府県名」でググってほしい
申請から約1週間で届く
2. 海外旅行付帯保険付きクレジットカード作成
クレジットカードは海外ではパスポートの次に大事なものだ。ホテルなどでは支払い能力の証明のためにクレジットカードの提示を求められることもある。
もし、貴方がすでにクレジットカードを持っているなら以下の点をチェックしてみてほしい
- 海外旅行付帯保険がついていること
- 海外のATMでキャッシングが可能かどうか
こちらに両条件を満たしたクレジットカードを記述したので見てほしい。
また海外旅行付帯保険については適用条件があるかどうかも忘れずにチェックしてほしい。
3. 必要に応じて海外旅行保険加入
海外旅行保険は治安の悪い国に行くなら絶対入った方がいい。しかし、それほど治安の悪くない国に行くならクレジットカードの付帯保険で十分だ。
私も初めて海外に行くときは大手のAU保険に入ったのだがAU保険は高い。こんなサイトを参考にして調べておこう。
H.I.S. 海外旅行保険比較サイト
4. 国際キャッシュカード作成
こちらは海外のATMでお金を降ろしたい場合に必要となる。キャッシング付きクレジットカードでも代用できるが、利息がつくため大金ならこちらの方がお得だ
国際キャッシュカードについて詳しく知りたい方は次のページを見てほしい。
5. 航空券予約
こちらこちらのサイトなどで予約できる。
skyscanner.jp
基本的に早めに予約した方が安く済む。特にお盆や正月などは繁忙期で割高になるので安い時期に買っておくといい。
また、基本的に航空会社で予約した方が旅行会社で予約するより安く済む.
(参考:Yahoo知恵袋:海外格安航空券)
あと飛行機乗ったことない人はこれ読んどこう。
6. ホテル予約
ホテルは大きいところならウェブで予約できる。小さい安宿はウェブページのないところも多い。(特に発展途上国)
始めはウェブページで予約できるホテルに泊まってあとで安宿を探すのがおすすめだ。
また、相部屋に抵抗がないならユースホテルに泊まれば宿泊費を節約できる
ホテル予約
ユースホテル予約
また、ツアーの場合や、大手旅行会社を利用するつもりならホテルと航空券が一緒になったセットの方がお得なことも多い。
H.I.S 航空券+ホテルの一括予約
7. 地球の歩き方購入
これは個人旅行なら必須と言っていい。私は海外にいくたびにこれを買ってる。
その国で何かわからないことがあれば、ネットで調べるより地球の歩き方を見た方が早く解決することが多い。
欠点は分厚いので持ち運びに不便なことだが、最近はKindle版が出たのでタブレットやスマフォでも見れる。
ガイドブックは他にもあるが、最強なのはこれだろう。
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海外に初めて行く人が事前に調べておくべきこと
海外に行く前には事前に調べておいた方がいいことがたくさんある。
ここで全部紹介するので、まだ調べてない人は調べておこう。
1. お金の持っていき方
- 国際キャッシュカード
- 現金を現地の銀行で両替
- トラベラーズチェック
- 現金を日本の銀行で両替
- 海外送金
この中でもっとも手数料が安く済むのは現金を現地の銀行で両替する方法だ。これが断トツで安い。地球の歩き方やGoogle検索で手数料の安い銀行を事前に調べておこう。
現金の欠点は大金を飛行機に持ち込むリスクだが、シークレットバッグなどを装備すればいい。
また、国によって金額が違うのだが税関申告書にOO万を超える金額を持ち込む場合申告するように書いてあることがある。これは正直に申告した方がいい。
別にその金額を超えたからと言って課税されるわけではなく、ただ、OO万持ってますよと申告するだけだ。
無申告がバレた場合、5年以下の懲役または500万以下の罰金が科せられるらしい。さすがにそこまではないだろうが、ある芸能人はこれのせいで6時間拘束されたとか。
申告しても損しないが無申告だと損する可能性があるから要注意だ。
大金を持ち込むのがどうしても怖い人はトラベラーズチェックか国際キャシュカードを使う。
現地のATMを利用したいなら国際キャッシュカードが必要だ。
国際キャッシュカードについては別ページで解説しているので見てほしい。
2. 電車、バス、タクシーの乗り方
これはガイドツアーなら必要ないかもしれないがツアーでもタクシーの乗り方ぐらいは調べておこう
個人旅行なら必須だ。国ごとに異なるので地球の歩き方などを参考にしてほしい。
3. 現地でのインターネット接続手段
海外には無料WiFiスポットがたくさんある。スマフォやiphoneを機内モードで持ち込んでWiFiスポットでだけ機内モードを解除して使うことができる。
だがそうはいってもやはり、WiFiルーターを持っていた方が心強い。
特に留学などで長期滞在する場合は絶対に契約した方がいいだろう。
しかし、WiFiルーターは日本で契約するより現地で契約した方が大抵は安く済む。
ただ、その場合語学力、または現地でサポートしてくれる人が必要だ。
それでも日本でWiFiルーターを契約しておきたいという人はこちらを参考にしてほしい。
4. 電話の仕方
これは旅行なら必要ないかもしれない
が、クレジットカードやパスポートの紛失など、思わぬ事態が起きたときに必要となるので事前に調べておいた方がいい。
公衆電話の使い方は地球の歩き方に載っているはずだ。
5. チップなどの文化
外食するならチップが必要かどうかは知っておくべきだ。
基本アメリカとヨーロッパは必要だが、アジアはいらないことが多い。
必要かどうかは地球の歩き方に書いてあるだろうが、具体的にどれくらい払えばいいのかは国や地域、レストランの格によっても異なるだろうし、地球の歩き方と現地の事情が違うこともあり得る。
これは国ごとに異なるので詳しく知りたければネットで調べよう。
6. 携帯、財布、パスポートなどをなくしたときの対処法
長くなるので詳しいことはこちらに書いた。
ここでは要点だけ書いておく。
携帯やカードをなくした場合はマッハで止めろ。
拾った人に不正利用されて被害が膨らむ。スペインに旅行したある女性のケースでは15時間放置しただけで通話料金だけで100万円もの被害が発生したらしい。1時間でも1分でも早く止めることが大事だ。
紛失の場合、保険は降りない。
盗難の場合、降りるは降りるが現地の警察で盗難証明書を発行してもらわなければならない。
7. 飛行機内でやること
飛行機ではまず航空券に書かれた番号の席を探して座る。大きい荷物は上にしまうスペースがある。安い飛行機だと意外なほど席が狭いのですぐにしまってしまおう。
もちろん貴重品は自分で管理しよう。
出入国カードと税関申告書
しばらくすると出入国カードと税関申告書が配られる。
これは到着時に到着ゲートと税関で提出しなければならないので降りる前に書いておく。
書き方は地球の歩き方に載ってると思うので見ておいてほしい。
食事
また、大抵の航空機では食事が配られるが、「chicken, fish, beef?」とか聞かれるので好きなものを選べばいい。飲み物も「cokeとかbeerとかwine」とか選べる。
基本無料だ。
この辺で必要な簡単な英語くらいは覚えておこう。
到着後のゲート通過
到着するとゲートでパスポートを1人1人チェックされるのだが、このパスポートを調査する人はなぜか愛想の悪い人が多い。おそらく彼らの仕事は犯罪者やテロリストを見抜くことなのだろう。ここで全然ビビる必要はない。
ただパスポートと出入国カードを提出してハンコを押してもらうだけでいい。
まれに入国理由を聞かれることがあるらしいがそのときは「Sight seeing」と答えればいい。
ちなみに私は5回ほど海外に行ったが一度も聞かれたことはない。
8. 到着後にやること
到着後にやることは2つだ。
携帯を機内モードに設定する
海外にいるときに安易に携帯を使うと大変なことになる
通信費のかからないものなら使ってもいいが、どのアプリが通信費なしで利用できるかはなかなか判断しづらいだろう。
マニュアルで設定してもいいが機内モードにしてしまうのが一番簡単で確実な方法だ。
警戒心のレベルを引き上げる
ファミレスに携帯を置きっぱなしにしても盗まれないのは日本だけだ。
海外でそんなことしたら簡単にスられる。
ある情報筋によると日本人がオーストラリアに留学した場合、40%くらいは何らかの盗難に合っているとか。
日本人はお金をもってるイメージと盗難に対する警戒心が弱いイメージがあるため狙われやすい。気を付けよう。
9. スリ対策
先にも述べたが、海外ではスリが日本とは比べものにならないくらい多い。パスポート、財布、携帯、カメラなどをリュックに入れるのは危険だ。
特に日本人はお金を持っているイメージがあり、かつ平和ボケしているからスリの絶好のターゲットになる。以下に私が海外に行くときにいつもしているスリ対策を上げる。
- シークレットバッグ(服の中に隠れるもの)を装備し、パスポート、カード類、現金を入れておく。
- 財布、携帯、カメラなどは入らないのでショルダーバッグなどに入れるが、バッグは常にチェックを閉めておき、身体から離さない。
- 特に治安の悪い場所に行くときは大事なものをシークレットバックと靴下の中に分散させる。(靴下の中なら万が一強盗に襲われても取られにくいからだ。)
- ポケットに携帯や財布を入れない。(私は携帯とカメラをなくしたことがある。原因はバスに胡坐をかいて座っていたらポケットからいつの間にか落ちていた。)
日本だったら落とし物は見つかることが多いが、海外では99%見つからないのでスリだけでなく、忘れ物、落とし物にも要注意だ。
スリの手口は行く国によって違うので地球の歩き方やグーグル検索で調べておこう。
どういった手口のスリが多いのか事前に知っていれば対策しやすい。
まとめ
以上、だいぶ長くなったが、この記事に海外に初めて行くときに必要な情報はすべて揃えたつもりだ。
初めての海外は不安が大きいだろう。だが、1度行ってしまえば、もう怖くなくなる。怖いのは最初だけだ。
不安というのは「知らないこと」が原因で生じる感情だ。だから日本にいる間に現地の情報や初めて海外に行くときに必要なことなどをできるだけ事前に知っておけば安心できる。
初めてはツアーを選べば安心だが、個人旅行とツアーでは得られる経験がまったく違うので一度は個人旅行も試してみてほしい。
以上、参考になれば幸いだ。
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